まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

在宅と外来のちょうどいい感じ

在宅緩和をやろうとして日々奔走していた今週

そもそも田舎の一人診療所には

PCAポンプなどはなく

近くにも扱っている薬局もない

仕方がないから新規申請だと頑張った

在宅診療所を立ち上げる先生方はどうやって

この辺りをクリアーしているのだろうなと思ったのでした

 

仕事として医者をやっていてどんな感じがいいかと考えてみた

よく、臨床、教育、研究のバランスをとって働く

のが良いなんで昔の先生方は仰ったが

それは正しかったのか

バランスを取れば取るほど、総和が増えていき

朝6時に出て夜中に帰る生活になるのです

診療所はいい、5時に終わるしとか思うが

中堅過ぎると夜は会議、夜間当番が日替わりで

家に帰れば可愛い子たちが遊んでと待っている

 

全力でベッドサイドに通い詰める時期から

地域を見守る門番になり

さてこれからどうしようとなる40台半ば

遅まきながら覚悟を決めて

医者として次のステージに行きます

大学はやはり厳しいところでしたね

 

まちづくりと家庭医という看板は

まちづくりなんで大それたことできないぜ!と

言いたくもなりますが

それでもおろさずにいきたいと思います

 

外来は小児と高齢者の地域密着人口に特化した形で

在宅中心の半分こんちは半分緩和ケア

ついでに縁側のある診療所で

まちの活性化に寄与できるような仕事を

したいなあ

できるかなあ

できなくてもやるしかない

ポエムみたいになってますが

 

では

今後ともよろしく