まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

大学の診療所で働く

私は平成28年度から北里総合診療に所属し、神奈川と東京の狭間あたりでウゴウゴしているわけですが、その辺りを書いてみたいと思います。ほぼ宣伝ですが、一人でも興味を持ってくれる人がいれば嬉しいです。 場所は相模原市の緑区といいます。八王子の西、横…

医者のしごとを全うする

医者になったからには 最後まで医者でいなくてはいけない 最近、お気に入りの 医の知の羅針盤 良医であるためのヒント から考えることです。 ライフシフトを考えてみたりして65歳まであと20年ぐらい、まだあるなーという気持ちもしているのですが 医者として…

医者のライフシフト

今度の9月3日に行うイベントでのテーマ「ライフシフト」を読んでみた。 LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (15…

65歳は健康なのかアンケート

私が関わっている荒川での地域活動 ホーム - あらかわまる福プロジェクト において 65歳前後の方のアンケートを行っています。 60歳というと定年する年齢、まだ若いという印象ですが、そこから5年延長して嘱託で働き、65歳を迎えると高齢者という括りになり…

研究が進まない

3年前に入った臨床医向けの研究者養成プログラムがもうすぐ終わります。やばいです。 おしりに火がついた状態の中、なかなか時間が取れない。いや、やる気が上がってこない! ちょっと前に在宅の学会に行かせてもらったのですが、いつもより集中的に口演発表…

難病とマル障

例えば、寝たきりで在宅にいる患者が指定難病であるとする。 こういう方の医療費はどうなるか。 身体障害者手帳を持っていれば1.2級の場合、医療費はかからない。 しかし、指定難病の申請をすると、医療費についての事細かな書類が要求されるみたい。 こうい…

ポートフォリオワーク

1日あけて僕の一週間は始まる 火曜日は診療所 たくさん患者さんが来る 水曜日は大学 医者だけで動く日 木曜日はまた診療所 近くの小児科が休むので子どもが多い 少し疲れが来た 金曜日はもう一つの診療所 田舎で気持ちがいい 馴染みの患者さんと話すのがよい…

ひろしまのクリニック

先日、あるクリニックを訪問しました。 中は緑を基調とした明るい雰囲気で、診察室は授乳もできる広い設計でした。 いわゆる、患者さんが診察室で待つタイプで、医者が後から入るという先進的なもの。 上の階は病棟になっていて、在宅のバックベッド専用!予…

専門医じゃないとだめだ

家庭医療専門医として、総合診療専門医の指導医として 今回の専門医制度改革の目玉は、学会主導からの脱却であったと思う。各々の学会の認定から第三者機関へ評価認定に移行するという作業のはずだった。 質を良くする方向で進んでいくはずが、いつの間にか…

学会リフレクション

ひとまず疲れたーって感じが学会終わった後のいつもの状態。非日常から引き戻される、祭りのあとの寂寥感。 そして、いつもどおり自分は何もできていないという劣等感に襲われる。学会に貢献できてないなんて思っている人はいないだろうか。一部のスーパージ…

本業の学会の方

おはようございます。 ブログ強化月間と勝手に考える4月です。 いよいよプライマリ・ケア連合学会が高松で開催されますね(真ん中の・がポイント) この学会知る人ぞ知る「総合診療医」の学会です。みんな知っていますか? 私も所属していて年一回はポイント…

不健康学会やるってよ

下町不健康学会ミーティング報告 2017.4.17 4月上旬、広石さんと景山さんと私で集まり、65歳ぐらいの定年したての人はどんな生活をしているのかという疑問を立てました。団塊の世代の少し下、ベビーブームも落ち着いた年代の人たちが自分たちを高齢者と捉え…

大学に来たということは

大学所属になって1年が経過しています。 いまは何をしているかというと、総合診療科に学生が回ってくるので、 その実習の中身を考えたり=つまりカリキュラム、 講義の内容を決めたりしています。 そうかー、医学教育カア。。そうだよな。 それが仕事だもの…

たこ焼きミーティング

あらかわまる福プロジェクト 3月5日不健康学会のミーティング みんなでたくさんたこ焼きを食べました 前半は昨年9月に開催した不健康学会の振り返り もう半年とは時の立つのが早いです 食と酒、高齢者の生活、医療機関への受診状況 などがテーマでした 後…

京王相模原線を乗り倒す

土曜日はなんかくだらないこと書きたいと思います。 診療所までの通勤は、京王相模原線を利用しています。新宿始発の橋本終点というかなり長い距離を乗りますので、約50分ぐらい何をするかと言うのが問題です。 帰りは特急が多いので結構早いですが、新宿か…

2017-2006

今週のお題「2017年にやりたいこと」 はてな10年目です!めでたい! さてなんだろうなあ、家のいらないものを全部片付けて、小学生になる娘の子ども部屋を作って、自分の読んでない蔵書たちをなんとか処理して書斎をつくりたい。 それにサンタが持って来たプ…

カルテについて

カルテについて 昔、病棟の看護師から、 先生のカルテを読むの楽しみにしています、と言われた。 お世辞だったかもしれないけど、多分、患者の言葉をそのまま書いていたからだと思う。 S:(SOAPの主観的なことを書く場所) 面白いというか叙情的というふうに…

ルーチンワークをつくる

医者の仕事はわりと決まっている。 朝8時半から健康診断が2件あり、レントゲンのスイッチを押すのが最初の仕事。これもいつ覚えたのか、3年目で診療所研修したとき?かな。息を吸って!吐いて! 健診が終わると、早く来ている患者さんから外来が始まる。田舎…

BBQしました

まずは火おこし。この三角形の枠が凄腕アイテム! 今回は2台のコンロで。片方は網でホイル焼きなど。 フランクと手羽先かな。 次は秋刀魚を並べる うまく焼けました! これはマシュマロです。おいしい。 雰囲気こんな感じ。 汐入公園はなーんにも設備がなく…

BBQします

あらかわカフェとかいう健康カフェをはじめてからもう5年です。 確か11月だった。 tetsu8kano.hatenablog.com それが昨年から地域包括ケアについて考える「ヘルシータウン」という活動になり、「下町不健康学会」となりました。 来週は「バーベキュー」を普…

勉強会の報告

ちょっと忙しい11月前半を終えて、考えをまとめておきます。 先週は著名な方々の講演を立て続けに聴講しました。 手始めは、堀田聰子さんのビュートゾルフのお話。 これまでも何度も噂を聞いていましたから非常に楽しみにしていました。 こういうのは直接聞…

診療所で研究を行う

診療所勤務で臨床ばかりやっていると研究なんかできないと言われる。 一日中患者さんと向き合っているばかりでゆっくり研究手法について学んだりできないせいかもしれないと思い、一応そういう一般臨床医向けのプログラムに参加しているがまだ芽が出ない。正…

月曜祝日の振り返り

1年前の今頃はこうでした。 tetsu8kano.hatenablog.com それで到達したのが先日の下町不健康学会です。 半月以上、仕事が忙しかったのもあって、ブログも書けずにいましたね。 仕事と家庭、それだけでも十分時間がないのに、 さらに第三の舞台で踊る必要があ…

下町不健康?!学会

いつだったかわかりませんが、区役所に用事でいくたびに見かけるベンチで将棋を指している男性たちが気になり、あの人たちはどんな人たちだろうと思うようになりました。 普段、医療の現場で仕事をしていると、どうしても型にはまった考えで判断してしまうと…

朝ビールは健康に悪いのか

今回一番調べたかったことは、 どうしてみんな昼から飲んでいるか です。 確かにサラリーマンが5時から飲み始めるのは憧れだし、 休日に昼からワインもおいしいと思うので、 絶対反対ではないのですが 牛丼屋で朝定食をかきこんでいるとき となりでビールを…

下町不健康?!学会の傾向と対策

9月に予定している不健康?!学会のために調査を開始しています。 テーマはすでに3つに絞られています。 「食と酒」 「高齢者の暮らしと生活」 「医療機関へのかかり方」 の3つです。 これらはグループそれぞれで話し合って決めたものです。 これらを地域住民…

8月の振り返り

7月に早めの夏休みを取ったあと、学生の実習が続き、お盆休み。ここらで一回振り返っておこうかと思う。 この振り返り、どうやら世間ではあまり一般的ではないようだ。自己開示を含む語りができるというのは特殊技能である。例えば、Facebookで自分の考えを…

ものがたりの断片

断片的なものの社会学 作者: 岸政彦 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2015/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (27件) を見る この本は少し前に買っていたのですが、どこかに置き忘れてそのまま。やっと見つかったので読んで…

在宅医学会に顔を出す

エビデンス的には個人の感想でしかない駄文でかつただの飲み会日記 在宅医学会 ふらりと入り込み 野の花診療所の徳永進先生 個人的な憧れの先生で、多分元舞鶴の松村先生と同胞である京大出身のせいか、冗談か本気か全くわからない軽妙なトークで爆笑の渦に…

在宅のめざめ

こっち来てから3ヶ月、すでに4件目の看取りを終えた。かなりのペースである。 都内在住というハンデにもかかわらず、なんだかわからないがそういうことになっている。 田舎といえども、在宅看取りのニーズは高い。訪問看護も一生懸命な人が多く、かなりの患…