まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

開業本!

若手院長です開業のこと何でも質問してください 作者: 大橋博樹 出版社/メーカー: プリメド社 発売日: 2019/02/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る SNSで情報を得て早速買いました。 これはなかなかすごい本。 多分今まで出たことがない 実際の…

社会的処方とはなんなのか

最近よく聞くし、なんとなく必要だと思いながらも今更ながらよくわからないワードなので調べてみました。まずはググってみます。 まず出てくるのは 社会的処方研究所 - プラスケア元住吉・武蔵新城・新丸子・武蔵小杉 ここですね。 暮らしの保健室などを展開…

診療所で朝礼を始める

一度、予防接種の打ち間違いが発生したことがありました。年齢にあった量を打たなければならない状況で間違ってしまいました。そこで別の先生がマニュアルを作ってくれてより丁寧に確認しながら行うことになりました。 しかし、それよりも前の受付段階で間違…

遠距離通勤で働く新宿から京王線とラーメン

地域医療の充実のため総合診療の指導医として3年前から神奈川県の診療所に勤務することになりました。 毎日の通勤経路は、 都内から新宿、新宿から京王線で橋本、橋本から車で診療所 という通勤経路です。かかる時間は大体2時間半程度でしょうか。往復5時間…

インフルエンザは辛い

初日 食欲がない、だるい、寒気、咳、痰 2日目 ほてり、多分発熱、倦怠感、吐き気 ここで休日診療受診して診断を受ける 一回ですむ吸入をもらう 3日目 食欲低下、倦怠感 4日目 寒気とれる、鼻水、まだ本調子でない 5日目 寒気なし、動ける、でも食べたくない…

残業2000時間まで?!

病院勤務の時を考えると 朝は7時半から夜は早くても8時 休憩は1時間として 12時間は働いていただろう 残業4時間、前残業はカウントせず 週6日近く働いてそれに当直もある 診療所勤務は 9時から17時で8時間 夜の当番は2日に1回一晩中だけど 夜は会議だったり…

ふらっと寄れる居場所をつくろう

来年最初に行うイベントは 久し振りにカフェです。 最近ずっと一緒に活動されている方が そういえばカフェ形式のイベントを体験されていない というのでこれは困ったなと。 そのため原点である「あらかわカフェ」として やろうかと思っております。 来年考え…

今年の振り返り

今日で仕事納めでした。 今年も普通に診療所の医者をしていた一年でした。研修医の先生も夏から秋にかけてちょこっと来ただけであとは静かにしていました。 本当なら総合診療の施設で責任ある立場について雑務をこなすような年回りですが、色々事情もありも…

家庭医が田舎に行くべき理由

もう12月になりました。昨年はこんな記事を書いていました。 tetsu8kano.hatenablog.com もう3年近く相模原で仕事をしています。 どうして医者が来ないのかいろいろ考えられますが、自分がやってみてのメリットを書きます。 目次 小児の経験が積める 地域活…

訪問診療に看護師は必要か

訪問診療はいまだ謎の仕事である。基本的に密室のために誰にもみられないのが問題だ。 特に医師一人で行かなければならない時。医学的に問題も多いが、とにかく忘れ物が多くなる。多分、医者は細々としたことができない。事務仕事が大の苦手である。会計なん…

受付の人を考える

診療所で働いているとさまざまな患者が来ますが、もっとも重要なのが受付業務だと思います。 よく問診をとるなどど言いますが、看護師や医師の前に受付がファーストタッチするので、最初の挨拶から問診が始まっています。 これが気になるのです。自分が患者…

社会学との邂逅

仕事関係から 木曜日は重い腰を起こして横浜の上大岡まで電車で向かった。一度行ってみたかった横浜の在宅医足立先生主催のの講演会、今回はなんと岸政彦先生とあってぜひとも行こうと決めた。 断片的なものの社会学 作者: 岸政彦 出版社/メーカー: 朝日出版…

インフルエンザの薬どうする?

もちろん早く治るためなことは自明です これまでもインフルエンザにかかれば 5日間ないし1週間は 出席停止、出勤停止になります 健康な人であれば そのぐらい寝ていれば治る しかし日本人がなんのために 医者に殺到するかといえば インフルエンザかどうかを…

在宅と外来のちょうどいい感じ

在宅緩和をやろうとして日々奔走していた今週 そもそも田舎の一人診療所には PCAポンプなどはなく 近くにも扱っている薬局もない 仕方がないから新規申請だと頑張った 在宅診療所を立ち上げる先生方はどうやって この辺りをクリアーしているのだろうなと思っ…

かかりやすいとは何か

かかりつけ医にかかれば 今後は医療費が安くなるらしい 内科のかかりつけ医 循環器のかかりつけ医 整形のかかりつけ医 何でもありだ かかりやすさとは何だろう 親切 表示が明確 顔見知り プライマリケアの質指標JPCATによれば 近接性 時間外でも連絡がとれる…

カルテはどういうふうに書くか

毎日仕事で書いているカルテ、 多分10何年やってきてどんなになっているだろう。 巷にはカルテの書き方はこうっていう本も 出ていたりしますし 私のは多分参考にならない話です。 多分、私の場合は「生活史」に近い形で SOAPのSを書いています。 風邪の人が…

地域枠なんてなければいい

最近の診療所生活。 8月からの研修医さんと週一回一緒に過ごす。 実は緊張する指導医。。 基本的に研修医は明るくて挨拶ができればOK なので、問題なし。 あとおっさんの雑談に付き合えれば合格。 総合診療医を目指してくれれば最高だけどなー。 なかなかそ…

かぜで出る薬たち

週刊誌を読んでいたら、かぜの診療について書いてあった。市販薬を買えばいいのにわざわざ受診するから病院が混む、かぜ診療をやめたところもあるらしい。 診療所では慢性疾患以外はほぼかぜ症状の人が来る。何の変哲も無いかぜ。かぜなんですけど…と自ら名…

内科と総合診療はどう違うのか

現在、自分は総合診療医だと思っている。 日々、地域医療に従事していて、 家庭医療学を基盤としている医師。 そんな私が 診療所に来る学生、研修医に 「結局、内科と総合診療ってどう違うんですか。。」 と聞かれる。 本当によく聞かれる。 「内科とは違っ…

私のコミュニティ活動はどこへいくのか

なんとなく夏休み疲れしています。いろいろなところに出かけて落ち着かない日々なので、少し振り返っておきます。 この1ヶ月でしたこと 7/9 まる福出張保健室 さささカフェ 7/19 普通の人がどんどん成果を出すには?エンパブリックのWS 7/30 藤井さん、景山…

こまごましたこと

写真は本文と関係ありません、多分。 どういう性質からか 毎日仕事をしていると これがこうだったらやりやすいのに といつも考えています 質改善とかQIとか PDCAサイクルと言われていて 気づきを改善できるのも 家庭医の能力と言われています 以前に救急外来…

三重への学会旅行

先週末は三重へ。 学会に行くと会う人はだいたい一緒で、いつもふらふらしている私とあの人、この人。そういう人たちが好きです。もっと会いたい人はたくさんいたけど。会いたくない人もいたり?学会ぼっち祭りをやる話も出ました。 昨年、声高にワークショ…

「日本の総合診療が学ぶべきもの」を読んで思うこと

藤沼先生の記事から fujinumayasuki.hatenablog.com これまでの日本における総合診療に関する議論の経過とステイクホルダー達の発言をたどる限り、日本の総合診療専門医の医師像とは、 1.診療所(病院も含む)の非選択的外来診療、在宅医療、地域の保健予…

まちに杭を打ち込む

前回書いてから細々とした用事多くて 書くことは何も浮かんで来ませんでした。 出張保健室カフェ、スカイプ会議2本、歓送迎会に 淡々とした毎日の診療、ちょっとした問題に右往左往で 2週間が過ぎています。 というか最後はNetFlix見すぎて 現実に戻れなく…

場をつくる

来週月曜日は 西日暮里駅近くのさささカフェで まる福出張保健室やります。 病院ではないので診察はしません。 みんなでよもやま話です。 あなた不健康だよーとか騒ぎます。 www.facebook.com さささカフェ、とってもいい場所です。 コーヒーもカフェオレも…

在宅医学会まとめ

連休前半は日本在宅医学会に行きました。 私は学会員ではありませんが、数年前からふるふる懇親会への憧憬から盛岡、東京、名古屋と参加しています。 在宅医療ではこの学会が認定している在宅専門医と親和性が高く、多くの若手医師が取得しているため、指導…

診療所の安くて美味しいお昼

今日は診療所生活について。 私の勤める診療所の近くはのどかな住宅地です。 合間に畑とお墓、なぜか個人のお墓。 1件ずつお墓があるのはここらへんだけらしい。 お昼は近所のスーパーで買って食べます。 地区に一件しかないお店。 自分の実家と似てる。 こ…

ことしのふりかえり

相模原2年目が終わりました。 東京の下町医者から田舎医者になってどうだったか 1年間を振り返ってみます。 昨年の今頃はこんな感じでした。 tetsu8kano.hatenablog.com できたこと 2年目になり診療所も変わった。勝手がわかってきたのか家族背景などは早め…

家庭医と眼科診療

ジェネラリストのための 眼科診療ハンドブック 作者: 石岡みさき 出版社/メーカー: 医学書院 発売日: 2015/12/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 花粉症の季節ですね。 田舎で働いて2年、ついに私も花粉症を発症しました。 片目が赤くなり、く…

スマートな開業力

超・開業力 在宅医療・クリニック経営の新常識と新城式 作者: 新城拓也 出版社/メーカー: 金原出版 発売日: 2017/02/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 緩和ケアで著名な新城先生の開業にまつわる解説書。他の類書に比べて、実践的で本音がた…