まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

マネジメント

いらない課長

いらない課長、すごい課長 (日経プレミアシリーズ)作者: 新井健一出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2016/03/09メディア: 新書この商品を含むブログを見る 駅ナカで買った新書、結構役立ったのでメモ。この本にあったガラパゴス課長ってネーミング…

男女飲み会機会均等

ここ最近うちで留守番することが多くありました。 奥さんの職場の歓迎会に、こどもが調子悪くて休まざるを得ない時など。 医者をしていると、 当直 会議 夜間外来 と仕事だけで3回夜が潰れます。 日曜日直すると、休日なしだし。 となると、夜家にいるのは、…

ふりかえりをやってみた

学習する組織を読んで、どうやらこれまで研修医向けにやってきたふりかえりが組織にも必要そうだと思い立ち、本日診療所でやってみました。 方法は全く同じで、 できたこと 改善したいこと(できなかったこと) 感情の動き 野望 の4つで書いてもらいました…

小さな診療所の良さ

小さな診療所では人員が少ないため仕事と境界があいまいです。看護師が薬の準備をしたり、会計に回ったり、事務が突っ込んだ問診をしたりしています。所長も診療所のトイレ掃除から何から気づいた人がやるようにしています。それが当たり前といえば当たり前…

人を変えようとしない

ついつい所長という立場は意見をたくさん言い過ぎるところがあります。患者さんによかれと思って、こうしたらいい、こうしたい、と口走ります。診療所では同じくらいの同僚もおらず、ピアレビューもできていないので、考えるのは自分ひとり。結果、あの先生…

診療所所長をつくる

週4日勤務外来 6 (月〜木午前+午後2回)訪問診療 2条件24時間待機なし時間外会議なし当直 週1 あり金曜1日、土曜半日、夜間で0.5人確保できるかどう?

コンパの有用性

この本どう思うだろうか。京セラの会長がコンパ?飲みニケーショ指南の本かと思いきや、真面目な話。研修医のころは毎週症例カンファレンスがあった。前の日ギリギリまで準備しても、ボロクソに叩かれて、意気消沈するわけだけれど、終わると必ず指導医が飲…

ナンバーワンにならなくても

先週は院内外の講演3つを掛け持ちして、なんだか落ち着かない週でした。どれもぎりぎりまで準備をしていて余裕がなく、本当にこれでいいのかなあという気もしましたけど。それなりに喜んでもらえたようです。 昨日テレビ東京でやっていた1位じゃなくていい…

会議で決まったことが忘れ去られるのはなぜか

会議で決まったことがどうして忘れ去られてしまうか それが今日の会議で話し合われたことでした。 せっかくそれなりの方針で決まったことも 次の会議で報告されることもなく放置され しばらくしてあれどうなったっけ ああまだ担当者が忙しくて進んでいません…

電話しちゃえば早い

公園の七変化 写真とタイトルは関係ありません。とにかく電話するのです。LINEもメールもFacebookもいいけど電話することの利点は計り知れないたまに、えーとはにゃふにゃて看護師さんですか、え、お医者さん!そうでしたかそんなの別のとこで聞いてください…

気がついたら仕事が溜まってきた

大した役付もないから、 結構好きな様にやっているはずなのに気づいてみたら、 区のこども支援講座の準備(毎年) 生協のビジョン的なものの理事会での講師(大丈夫か) 家庭医療の再履修ケースライティング案(まだ) 研究プロトコルいくつか(これが大物)…

書類のもんだい

医者が書類を書いてくれないってよくある話である。俺は書きたくないとかいう子どもじみた場合もあれば、書類ケースの奥深くにしまいこんで忘れていたなんてのもある。世間的にはお医者さんは忙しいので書けないんだろうなあとか思われている。で、医者が書…

やる気のない人

マクレガーのX,Y理論 X理論 人はできるなら働きたくない、野心がなく、責任をとりたがらない =外因的動機付け Y理論 本質的には働くことを嫌っていない。責任を持って役割を任されたい =内因的動機付け あの人には仕事を頼めるけれど、この人には頼めない…

ファシリーダーのすすめ

リーダーのための! ファシリテーションスキル 作者: 谷益美 出版社/メーカー: すばる舎 発売日: 2014/08/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る この本はいいです。 実践で使えるスキルが満載。 教えたくないぐらいですが… とにかくチーム形成…

そろそろソロ卒業

ずーっと何も書かないでいたのですが、 そうしているあいだに何も書けなくなってしまいそうなので とりあえず書いてみることにしました。 現在、うちの診療所には研修医が来ていないので、 実質ソロになっています。ソロプラクティスというやつ。 これは結構…

しごとのデザイン

診療所所長をやっていると色々と管理業務が降ってくる。人事、目標管理、経営、マネージメント。診療所に来る前に勉強していた人は普通あまりいないので、なってから必死に勉強することになる。伝統的にやられていることを見直したい。ミッションステートメ…

押しつけリーダーシップ

リーダーシップって、やっぱり何か1人でがんばっているイメージがある。将軍様〜みたいな。臣民を全て掌握して指揮しなくてはならないんだとか。自己リーダーシップという言葉も自分を鞭打って奮い立たせる感じ。結構そういうのは疲れる。会社とかいう組織は…

おうじカフェ始動

大阪レジナビ前に前日移動。病院の学生リクルート担当といっしょ。病院どうしていこうか〜と終始議論病院と診療所の違いはあるかと聞かれるが、うーんあるんだろうかと考える。あるとしたら、病棟はいくらやっても終わらない徒労感。なのに、報われない感強…

なにもない会議日

今日は会議デー。会議ひとつめ。診療所の目標を決めた。すごくいいのが出来た。会議ふたつめ。デザートは水羊羹。退院前カンファレンスはいつ開くべきかの問い。これのスケールが作れないか。。面白そう!会議みっつめ。どうして看護師が集まらないか。細か…

出来る部下は妄想

いいな〜プラハ。学会の話。行くつもりは全くなかったけど、旧市街とかあるんだっけ、いってみたい。ウィーンも近いのかな。まあ、私は出張疲れ。やっと選挙行けました。あとHAGISOも。部下は取り替えても、変わらない!作者: 藤本篤志出版社/メーカー: すば…