まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

医療システム

受付の人を考える

診療所で働いているとさまざまな患者が来ますが、もっとも重要なのが受付業務だと思います。 よく問診をとるなどど言いますが、看護師や医師の前に受付がファーストタッチするので、最初の挨拶から問診が始まっています。 これが気になるのです。自分が患者…

かかりやすいとは何か

かかりつけ医にかかれば 今後は医療費が安くなるらしい 内科のかかりつけ医 循環器のかかりつけ医 整形のかかりつけ医 何でもありだ かかりやすさとは何だろう 親切 表示が明確 顔見知り プライマリケアの質指標JPCATによれば 近接性 時間外でも連絡がとれる…

書類書き

この仕事何が大変なんだろうと考えてみるが、お風呂の中でもトイレの中でも熟慮してみるが思いつかない。やっぱり書類だろと考えるが、残業するほど溜まっていないし、書くのが難しいのなんて難病のくらいしかないし。月一の訪問看護書類も半日もあれば終わ…

続・退院前カンファレンス

退院前カンファレンスについて考えていましたが、これからの退院支援・退院調整―ジェネラリストナースがつなぐ外来・病棟・地域 宇都宮さんの著書を読み返すと、必ずしもカンファレンスが行われなくとも、ケアマネや訪問看護が情報を得てスムーズに進みそう…

長時間労働好きな医者たち

眠れなかったので、女性が輝く社会へという朝生を見た。派遣法改正の話で3年縛りがなくなり、延々派遣を続けられるらしい。そういえば前の病院でもそういう人がいた。でも、派遣の人って危機感があるせいか、仕事も早いし知識もあって信頼できたな。最後は渡…

病院外来の考察

これまで中小病院では総合内科的医師養成を目指して来たと思う。ヒストリーフィジカルが出来る総合内科医を作ることが地域で医師を作る最良の方法だと思っていた。しかし、はっきりいって自分がその現場で行ったことはうまくいかなかった。もともと、家庭医…

暑すぎるので読書

静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話作者: 宇野常寛,猪子寿之,落合陽一,尾原和啓,門脇耕三,駒崎弘樹,根津孝太,吉田浩一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ…

やるじゃん先生

ふと見上げたら。ブルーオーシャン。

風疹ワクチンをめぐって

うちの診療所も職員向けの風疹ワクチンを打ち終わりました。東京でも区ごとに助成が異なったり、埼玉では助成自体ないところもありましたが何とか説得に応じて打ってくれました。妊娠前の女性、妊婦の夫、医療従事者、成人男性とお勧めしたものの、もちろん…

レジナビ君

レジナビに行ってきた。仕事で。 うちみたいな「民医連」グループで出しているところは最初から学生が押し寄せることはなく、ぼけ^ーっとしているしかない。有名病院を大体回った学生さんがちょっとぶらぶらしているところでうまいこと話ができるかどうかだ…

iPhone使っている?

ふらふらしていたらみつけました。今度行ってみよう〜 今週のお題「スマホ使ってる?」 先週の学会から風邪を引いていて、まだ咳が止まりません。 というより、胃食道逆流症に違いないので、あまり食べないようにしています。 その割には痩せないのはなぜか…

多職種ケアカンファランス開催

多職種ケアカンファレンスを診療所で開催しました。総勢20名を越え、やや職種の偏りはあったものの、非常に深い議論になり実りあるものになりました。 在宅看取り症例は、最終的に、在宅でケアマネージャーがプランニングする際のキーポイントが共有できて興…

うちのIT事情2013

定期的に更新のIT状況です。結構細かく変えているので。 検査予約自分でファイルメーカーで作ろうと思ったらどうもかなり面倒くさいらしく頓挫。突然思いつき、Excelで作成。一歩進めて、Googleドキュメントで作っています。これだと、ipadで医事課と看護師…

病院診療所かけもち医者

病院と診療所の連携について考えている。ITの整備を進めることで大方は解決するのだが、そこに関わる人のことが、なかなか進まない。手をこまねいている状態だ。双方の意見はわかり合うことがない。いっそ、病院と診療所いっぺんに見るしすてに変えてしまい…

病院の世紀の理論を読む

診療所勤務で普段は往診24時間対応の当番が当てられている。ほとんどは看護師さんが何とか対応してくれるので、医師が呼ばれることはほとんどない。そのせいかどうかわからないが、基幹病院から当直してくれという依頼が来る。 全国のどこの病院でも同じかも…