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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

家庭医療

ものがたりの断片

断片的なものの社会学 作者: 岸政彦 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2015/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (27件) を見る この本は少し前に買っていたのですが、どこかに置き忘れてそのまま。やっと見つかったので読んで…

浅草まで15分

今年の学会のまとめ(長文注意) 土曜日はほぼ懇親会のみで名刺配りに終始。OHSUで頑張っている山下くんに会えたのは非常にラッキー!!二次会はパスしつつ、内輪で密談。。 日曜日は朝から気合を入れていたが、早速参加証を家に忘れて自爆。。このために、…

研修医来る

研修医が2週間来ることになりました。もともと学生や研修医は来ていたようですが、大学の地域研修として組み込まれるのは初めてらしいです。今回、ゼロからのスタート、さてどうしようか。外来は並んでやってもらうか、予診をお願いするか。往診とか初めてだ…

とかいなかの診療

2か月ほど田舎で診療した印象を書いてみます。多くはポジティブなことです。医療について子どもは普通にきます。人口が少ないのもありますが、みんなわりと健康だと思います。予防接種も2か月から普通に。自然に囲まれて過ごしているからかな。もちろんワク…

診療所の一日

診療所の朝は早い。8:30 健康診断 2件9:00-11:30 午前外来田舎なので何でも来る。基幹病院は30分ぐらいで行けるので専門家はそちらへ。お昼は一応ゆったりしている。検査伝票を整理したり、紹介状を書いたりします。13:30 予防接種、乳児健診普通に2ヶ月から…

達人の頭の中

土日は慈恵医科大学の家庭医療ブラッシュアッププログラムにシナリオライター兼チューターとして参加していました。このプログラムはすでにプライマリケアに従事されている専門医でこれから家庭医療もしくは総合診療的な力を身につけたい方向けのものです。…

ポートフォリオ整理

卒後しばらくすると、自分を振り返ることがなくなります。たまの教育ワークショップで話を聞いてもらうとなんだか久しぶりに優しくされたような気になり嬉しいものです。医長なんかになるとそうなりますね。日々の記録ですが、Evernoteに第2の脳scansnapで紙…

勝てる臨床研修

民医連と生協で他よりも研修医を集める方法は何か 総合診療はどこでも研修できる昨今 家庭医はここでしかできない? そうでもない 指導医が良い? 雰囲気が良い? 休みがたくさんある? 今更アウトローでもない セルフビルド コミュニケーション 柔軟さ 逆に…

メンターとロールモデル

常々、メンターとはなんだろうと考えてきました。研修医にメンターをつけましょうとカリキュラムで言われますが、そう簡単ではないと思っています。 同じ病院の指導医がなることはなんとなく解せないところです。そこには利害関係があります。では少し離れた…

学会にも行きますよって

今週は学会の準備もやっています。まだ終わっていません…ポスターは在宅での問題を地域包括とともに安定化することができた事例を一つと、家庭医が行うコミュニティマネジメントについての発表をします。どちらも土曜の午後。 事例発表でいいかなと思いつつ…

地域で話すとまた…

診療所に来て6年間、地域でいろいろな話をしてきた。家庭医が必要です、私は家庭医です。そこで言われること救急車を呼んだら、病院が見つからなかった。生協にも断られた。健康だからどこにもかかっていない。医師に相談するなんて敷居が高い。受診しないと…

総合診療専門医決まる

えらそうに言える立場でもないが、一応いろいろ考えるので書いてみる。内科専門医と総合診療専門医、違いは何か|医療維新 - m3.comの医療コラム相変わらず分かりにくいことこの上ないこの記事。総合、家庭、内科、これは患者目線であろうか。わかんないでし…

確定申告と雑所得

確定申告の時期です。私のようなのらりくらりとした医者は縁がありませんでしたが、今年は諸々の事情から行うことに。いつも気になるのが原稿料などの雑所得。20万円を越えると申告が必要なようです。まあそんなにないですけど。で、ときどき頂く原稿依頼。…

続・家庭医療的視点

病院においてもそうで診療所でどんだけ苦労して病院探しているとかデイケアとデイサービスはどう違うかとか区の保健師さんがいかに頼れるかとかは病院にいたら絶対にわからないおうちでの担当者会議とかケアマネージャーとの直接の付き合いだとか在宅での血…

家庭医療的視点

今日レジデントデイに来ていらっしゃった内科研修医の先生がこんなに充実した振り返り出来るなんて素晴らしいですと絶賛されていた面子がすごいですとか濃いですとか(言ってない)内科専門医が総合診療に関わる時代そういえば、専門医から総合診療医へのチェ…

今年も研究とコミュニティ

今年のテーマは研究。2月のプロトコル発表会に向けて医師患者関係医療人類学東京の地域医療在宅医療と看護病診連携あたりのテーマかなと思いつつ、全く決めきれず。波平恵美子先生や池田光穂先生の本を読むと面白そうだし、今の仕事からプライマリケアに貢献…

家庭医がいる診療所にするために必要なこと

家庭医がいる診療所にするために必要なこと うちは内科小児科の診療所ですので、いわゆる全科ではありません。 突発的にパート医師を雇うとき、あるいはこれから家庭医に定着してほしいと 思うときに幾つかできてほしいことがあります。 全くの私見ですけど…

診療所での鑑別診断

診療所で研修指導していて、鑑別診断について聞かれた時 病院とは違うなと感じました。病院ならあげるような鑑別はプライマリケアでは上がってきません。 疾患が分かっていればdynamedでよいのでしょうが、例えば口渇について調べることは結構大変です。 vin…

産後ほぼ半月

ほぼ2週間やったことミルクをあげるちょっとした手順があって覚えなくてはいけない。最初はこぼしたり溶けてなかったりして失敗続き。オムツを替える男の子は女の子より難しい!邪魔なものがあるせいでしょうねお風呂介助お風呂に入る準備と出てからの着替…

ポートフォリオを作る

ポートフォリオ作成合宿に参加しました。いったいポートフォリオとは何なんだろう。ムズイ、非常に難しい。相変わらずわかりません。通して思うのは、ポートフォリオを何のために書いているかがわかっているかどうかが重要なことです。家庭医療専門医に必要…

保健室やりたい

新宿人情保健室を見ての感想地域の認知症の方がふらっと相談に来て、困っているのを見つけて、うちに行ってあげたり何かと面倒をみてくれるやっぱりすごいなあ杉本さんさすが〜秋山さん今回は脇役ですねでも…これ、うちの診療所でもやってるなあ診療の合間だ…

東北に総合診療を!

東北に総合診療を!はるばる盛岡まで行き、ワールドカフェをして来ました。タイトルは、東北を総合診療医でいっぱいにするワールドカフェ!ぶち上げ過ぎたなあと思いますが、よくいう夢を語るタイプのワールドカフェを一度やってみたかったのです。だいたい…

そろそろソロ卒業

ずーっと何も書かないでいたのですが、 そうしているあいだに何も書けなくなってしまいそうなので とりあえず書いてみることにしました。 現在、うちの診療所には研修医が来ていないので、 実質ソロになっています。ソロプラクティスというやつ。 これは結構…

オレンジバルーンフェスタへ行く

ちょっと時間があったので新宿まで。 オレンジバルーンフェスタというがん啓蒙のイベントです。 厚生労働省支援事業〜HopeTree(ホープツリー)パパやママががんになったら〜 代表の大沢さんのお話。 親のがんをどう子供につたえるかのお話は初めて聞きまし…

醍醐味

ケアマネジャーから電話 「褥創があってどうしたら? 今度受診させてほしい」 動けない? 来るのはムリでしょ じゃあ、往診します 行ってみると 全身にあざ 臀部に もう少しで黒くなりそうな褥創 妻も認知症 息子さんは夜遅い 来てよかったな〜 同行した看護…

地域看護と家庭医療

地域看護という分野がある。地域を公衆衛生の観点から見て活動する看護師らしい。家庭医療の私たちからすると、家庭医療看護師っていうのがあって、といってもまだ資格ではないけど、結構いいことしていると思うんだけど。専門看護師のホームページを見ると…

ハンズの中味

とある東京近郊の街ですごいことが繰り広げられていたので見に行ってきた。 確か「ハンズ」とか言うらしい。 最初に見たのは、教授風のO先生の講義。 病院に雇用されるのにふさわしい人間になるにはどうしたらいいか Employability 逆に雇用されたいと思う病…

学生さんの質問

今日は往診に学生さんがついてきた。 このあたりはどんな患者さんが多いですかと聞かれ、 一人暮らしで所得が低くて狭い家に住んでいて、それから。。 ああ、それはあの先生のところとは違いますね、そう言う傾向はありませんでしたという。 そういうのはこ…

今日のできごと

午前9時 病院外来風邪気味のためややスローペース。ここの師長はいつもいない。午後12時 入院中の患者から、死ぬ前に先生に会いたいので来てとの素敵看護師の院内メールを見つけ来訪。死ぬほどびんぴんしていた。午後1時 医者らしくすき家豚汁健康セット。胃…

インフルエンザの診断

近頃、熱が出て受診する人のほとんどがインフルエンザである。38度ぐらいあって、寒気と関節痛があり、周囲に多ければ診断できる。医者はたくさんの患者を診て、どうしてうつらないのでしょう。マスク、手洗い、うがいをしているから?多分、気合だと思いま…

今年の一発目

今年始めてのブログ書き綴ることは呼吸することと同じ、書かなければ死んでしまう、そんな生き方を目指したいと思うお正月です。何か書き残しておきたいことあるかな〜とりあえず怒らない練習作者: アルボムッレ・スマナサーラ,しりあがり寿出版社/メーカー:…

今年を振り返る

今年の印象に残ったこと秋山正子さんとの出会い正確には昨年末ですが、何と無くピンときて何かと押しかけて勉強させてもらっています。なんというかバランス感覚が非常に絶妙でいらっしゃり、決して何人も批判せず、常に代替案を考えている実践家としてとて…

近医からの紹介です

これから当直です。診療所の医者としてたまに病院で当直するのは割とよくあることですが、結構緊張します。よく病院では近医ということばを使います。この患者は近医で治療されるも改善せず…というふうに使います。この場合、血液培養を取らないで抗生物質始…

家庭医が増えます

あまちゃんが大ブームになっています。みんながアキちゃんの虜になっていて、キョンキョンの40代もいいなあと思いながら、小演劇のスターたちとやめるってよ世代のスターの卵を探して愉しんでいます。今日などは笑点でパロディ化されていました。それを見て…

夏は谷根千町屋で実習を!

学生実習ってなにかつまらないな〜と思ったことありませんか。先生にくっついて外来見学、こういう雰囲気なんだ〜先輩も優しいし、ここいいかな、でも…ではなくて、主体的な病院実習を作れないかと思うのです。自分たちで考えて、いったいどんな医療が必要な…

気になるポスター

とあるポスターが気になっています。歯周病という病気はほとんどが歯槽膿漏ですこれがどうも理解できないんです。歯槽膿漏は病名なのか、それとも症状なのか。知識がない人が見たら、何がなんだかわからないんじゃないか。どこがわからないかもわからない。…

家庭医はどういう医師か

写真は南千住コツ通りの漫才発祥の地、栗本もとい栗友亭。 常々感じているのですが、私がイメージしている家庭医は世間的に言われているものとは随分かけ離れているような気がします。 患者中心の医療の方法を実践している 家族志向のアプローチができる 地…

外来診療の型

型について、昨日議論になった。外来診療ではある程度の型を持っていた方がスムーズに終わるし、満足してもらえるのではないか。そうではないという意見もあった。患者が繰り出す主訴に寄って、順番を変えることもありうる。あるいは思想としての型、患者中…

ワールドカフェで対話する医療

今回の学会はファシリテーターとしていくつか動いたので報告します。東北のジェネラリストをふやすインタレストグループ今日は議論している時間がないので出来るだけアイデアを出しましょうとリーダーが仰ってくれたので、ファシリテーターとしてすごく助か…

規模縮小の悩み

もともと病院だったうちの診療所は古くからの患者が多い。病棟がなくなり、外科が減り、リハビリが廃止されて、縮小の一途をたどっている。患者さんからは、また減るのか、これでは私たちの健康が守れないと言われ続けている。それと同時期に家庭医のムーブ…

指導医のコメント力

家庭医療の研修医を育てるのに月一回の振り返りが行われている。レジデントデーと言われて、私が関連しているところだと、王子、東京民医連、医療生協などが同じような形態である。一ヶ月に会った出来事をまとめて報告し、指導医とディスカッションする。そ…

印象的なカンファレンス

一人プレゼンターを決めておき、まず、患者さんの主訴を取り上げる。例えば、咳がでていたとして三週間続いている。これを「慢性の咳」として主訴にする。 慢性の咳 そうすると、司会、今思うとファシリテーターであったが、「咳の鑑別は何がありますか」と…

嵐の中で共同体について考える

医者でいったら成功とはなんなのか。教授になるは一昔前、開業して安定した経営か、学会の重鎮に収まるか。PLANETSチャンネルのノマドか社畜かの議論をみていて、まさにそうと膝を叩いたのである。凡人の医者はどうすべきかということを。地方の医大を出て、…

家庭医的な質的な何か

生物心理社会的なアプローチについて少し復習して見た。以下がそのコンポーネントである。 患者の病いと生活をとりまく状況を明らかにする =ストーリーの再構成 生物心理社会的要因を統合する =ラベリング、研究調査 ケアを行う際に各種関係の重要性を確認…

ライフワークバランス

2年前に診療所に異動したのだけど生活はどう変わったのかのまとめ。病院時代 7:30 自分の患者の回診 8:00 研修医回診 9:00 予約外来 13:00 昼食+昼の勉強会 14:00 病棟業務 16:30 研修医回診 17:00 病棟カンファランス 18:00 残務、カルテ書き、研修医とデ…

場づくりを一生の仕事にする

荒川コミュニティ・カレッジに入学して1年。2年目に入りゼミが始まっている。1年目に勉強したことを元に、それぞれの活動を実際に行ってみる時期。幾つかのグループに分けて活動する予定だが現在その準備段階にある。 果たして自分のやりたいことはなんだろ…

なんだったんだ7days。バリントとゼミ

なんだか忙しかった1週間を振り返り。 土曜日 バリントグループを都内某所で。 Skypeなどでのバリント仲間と深い話。家庭医療業界で生きているといろいろあるという話をガチで7時ぐらいから、場所も変えて1時過ぎまで。一度やりたかったK先生との小規模セ…

再度コミュニティについてと亀田ファミリークリニック館山訪問

昨日はコミュニティマネジメントゼミ。同じ業界のF先生の発表、もう30年近くのキャリアの先生がさらなる芸風変更をするというその覚悟に感服した。いつもそうだけれど、とても考え方が若い。考え方が若い、という言い方がとても古臭いぐらい、先生は最先端を…

脂質異常の夜(最終夜)

脂質異常についてのつづき。 コレステロールが高いと心筋梗塞が増える。これは研究で裏付けがある。日本の結果も同じ。 コレステロールが低すぎると死亡率が上がるという話である。1997年日本疫学会の発表によればTC160以下では死亡率が高くなる。ふーん。28…

ポリオについて今日わかったこと

導入したいと言いつつ、ポリオワクチンについて知らなすぎたので少し勉強してみた。 ワクチン関連麻痺(VAPP)は486万人に1人とも200万人に1人とも100万人に2~4人とも言われている WHOCDCが生ワクチンを推奨していないこと 生ワクチンは免疫がつきやすく簡便な…