まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

評価なき改悪

今回の見直しは、前の制度に戻せば大学病院に研修医がもどるという考えの元に作られた案です。3000人以上年間入院か必要なのも300床での試算から作られました。小さい病院に集まってしまった研修医をかき集めばいいという安直な考えと自民党の政治的圧力によって、5年積み上げられた新制度の経験は闇に葬られようとしているのですな。そうでなければ、評価も出ていない時点で制度をつぶすなんてことがまかり通るわけありません。いつまでも白い巨塔ではまずいでしょう。というわけで怒りこみ上げますが、なんとか巻き返しましょう。