まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

レバレッジはつづく

臨床研修制度は変わっていくし多分なるようにしかならないけれど、愚痴ばっかりいってたらしょうがない。日曜日に買った本をやっと読んでみる。レバレッジシリーズを書いている本田さんの本。なんども立ち読みして気になったので買った。これという言葉をピックアップしてみる。

愚痴を言わない

愚痴の付き合い、愚痴友達、もっとも非生産的らしい。確かにそうだ、愚痴はやめよう。

2次会は行かない

これを読んでから、1次会の設定に気を使うようになった。だれが行くかもわからない2次会なんて意味がないから、なるべく1次会を22時ぐらいまでに設定して、そのあとは速攻帰るようにする。なんとなくもの寂しいけれど、オフタイムの交流はそれで十分である。

やることを決めておく

これはrememeber the milkでも実践していることで、ルーチンワークを増やす。今日も思った。あ、この伝票書くの頭使わなくても出来るな(もちろん医師の思考過程は複雑な経路をたどるのでそう簡単ではない)と。そういうことはあらかじめ時間とやることを決めて一心不乱にやる。

朝5分が大事である

朝の5分で一日の仕事を洗いざらい決めてしまう。こんな些細な事が医者達は出来ない。途中からの看護師のコール攻撃にまみえて、もうふらふらになりながら、なんとか昼飯にありつく状態。病棟医者ってそんなもの。だから、医局の机についた朝5分で、いろいろと書いて考える。今日はまずこれだけやる。

しかし、レバレッジのような鉱脈はそう簡単にみつからないだろうに、まったくいい仕事をしている。私もそうなりたいものだが。。