まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

診療所所長の振り返り

急転直下、病棟医長から診療所へ行くことになって2ヶ月、角も慌ただしく、しかも楽しく過ごして来たけれど、すこしだけ振り返ってみよう。

できたこと

  • 飲み会に限りなく参加できている。とにかく診療所の人たちは宴会が好きだ。

名前がついていてもいなくとも、なんらかの歓送迎会らしきものが毎週開かれている。

  • ScanSnapが使えている。Evernote,Dropboxにファイルを入れこんでオフラインでも活用。
  • 地域での班会ができたし、家庭医療についてアピールし続けている。
  • MBOを変革し、ミッションステートメント作成に手を付けた。職員全員に広げたい。
  • 前所長からの引き継ぎが割とスムースだった。もちろん批判は直接いってはこないだろうけど。

できなかったこと

  • 院内LANの理解、iphoneの在宅での活用。まだまだ知識が足りない。
  • 病院と診療所連携の答え。とくに研修について。

感情

  • 楽しい!病棟での急性疾患を持つ主治医としての重圧がないせいか?
  • もうすこしゆっくり考える時間をとりたいけど、いろいろ忙殺される。。
  • 聞くと見るとは大違い、診療所がただ楽なだけなんて思い込みは覆された。しかし、病院との労働格差は大きいなあ。

野望

  • 家庭医療の実現のため、外来単位の見直し。
  • 健康教室、地域とのかかわりを模索。
  • ミッションステートメントを年間でしっかり計画実行。

医療福祉だからといって決められた仕事をやっていればいいというのはないはず。
自分の仕事をつくる。

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

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