まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

次はiphoneでFileMaker

うちの場合、看護師さんにまず家族から連絡が入る。そこで対応できる場合はそこで終わるのだが、医師の対応が必要な場合にはコールが入る。大体は家に帰っている、あるいは寝ているわけだ。
となると、フローはこんな感じになる。

  1. 「だれだれさんが、こうこうなんですけど、、どうしたらいいでしょう?」
  2. 「(ん、だれだっけ、あれ〜僕の担当じゃないなあ、困ったな〜、)
  3. がんばって看護師さんから情報を取るのだが、よくわからない。しょうがないから、一回診療所いくか〜
  4. 「先生まだですか〜、と患者さんから催促が入る。。」

これをずっと繰り返している。もっとうまくやっている施設あるんだろうなあ。どうにかしたい、でもどうにもならない。
例えば、電子カルテシステムで直前のカルテ情報が自宅からすっと見れれば、問題はないんだろうが、やはり、自分の患者ではないと、細かいところがわからないのだ。看護師さんも同様、患者が増えてくるとよく知っている患者ばかりではなくなる。
というわけで今考えるのはやはり、iphoneipadを使ったFileMakerでの共有になるのだ。多少手間だが、サマリーを作っておけば、ファイルメーカーを通してiphoneでさっと見れるようになる。もちろん、グループ内の複数人での最低限の情報共有が必要条件だ。
FileMaker
とはいってもまだ導入にいたらない。問題は3つ。

  1. 既存の法人契約docomo携帯をどうするか
  2. IT管理者がいない中で所長(私)がどこまで時間をかけられるか
  3. ITが苦手な職員たちにどうやって教えていくか

それほどの問題でもないのだが、、。
さて数カ月で導入まで持っていけるか、期待しててください。