まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

連休休んでたら出遅れるぜい

4月はきつい月である。
研修医が入れ替わるので慣れていない人が多くなり、当直は当然古株に回ってくる。それで、月に6回とか7回とかになる。
しんどいなあと思いつつ、研修医が来てうれしいのも4月である。唯一の楽しみ、初期でも後期でもいいがすり寄っていっていろいろ教えることである。
うざがられずに教えるというのは結構大変だ。その昔、一つ聞いただけで10、というより100教えてくれる指導医が夜遅くまで一生懸命教えてくれたけど、なんにも覚えておらず、ただ帰りたい、だった気がする。
初期の2年間をハードに過ごすか、きままにつまみ食い程度にやるかは永遠のテーマである。どっちがいい医師になっているか、っていうと千差万別。スーパーマンにもなれるし凡人にもなれるのだ。
おもいっきり仕事しまくって、頭ン中パンパンにしたぐらいの方が、医者としては格好いいかもしれんな。頭空っぽの指導医とかいやだもの、ね。ああ、そうならないようにせっせと勉強しよう。