まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

コミュニティマネジメントゼミ

毎週火曜日はコミュニティの日。今週は根津スタジオでコミュニティマネジメントゼミを聴講してきました。家庭医として行きましたが、どちらかと言えば、これからコミュニティを作りたいので基礎を学びにいったという感じ。
広石代表の話はなめらかでとても面白い。数多くの起業家を育ててきたのでたくさんの経験に裏打ちされている話が聞けた。コミュニティづくりはこれからがんばるのでいいのだけれど、こういう話はどうしても仕事に応用したいと考えてしまうのでそっちを書いておく。
例えば、研修プログラム運営について、私がやってきた多分非営利のしごとである。研修委員とか言いつつ、時間が確保されているわけではないので、むりやり確保した時間で内職のようにプログラム作成などをしなければならなかった。しかもトップは一人、次に来るのは何の拘束力もないスタッフだけ。しかも同じ医者だから相当に忙しい。「もちろん」同じモチベーションを持っているわけではないし、今後も持つかどうかは不明だった。あ、こうなるとドラッカーを読んだほうが良い話になりそうだけど。
このへんはCRファクトリー代表理事の呉さんが話してくれた実際のマネジメントの話が活用できそうである。コミュニティは自分がやりたいことを余暇を使ってやるものであるから、楽しいとかやりたいというモチベーションにあふれている。だからこそ奥さんに睨まれようが休日が潰れようがやるわけだ。仕事とは違うのである。一緒に聴講するAさんがいうように、この話を仕事に応用するのは待ったほうがいいのかも知れない。
それでも、あのころの仕事にこんな考え方があったらもっとうまくできただろうにという気はしている。詰まるところ、ひとりで何でもやりすぎて失敗していたのだろう。誰かに仕事を振ることがうまくできていたら、事業は継続し、自分がいなくなってもうまく仕事が回る仕組みを作れたかも知れない。
具体的には、運営チームをしっかりつくり、業務マニュアルを作成し、歴史をしっかり記録し、ミーティングを定期的にやること。リマインダを機能させて、仕事をしっかり遂行させる。。これってたいへんなんだよな〜自分がマメな人間ではないので、これは不得意だと言い切れる。でもやらないと次は見えてこないのだった。
またモチベーションが上がった!F先生もまたどんどん前に進んでいきそうだし頑張らないと。ますます自分が何者だかわからなくなったがまあいい。今週末はあらかわかふぇも待っている!