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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

サイエンス・カフェと大森見学

専門家がカフェを開催して興味がある人が集まるという場所がある。

例えばオタク趣味のような誰でもが関心があるわけではないものの場合、マンホールについてというテーマで集まってくださいといえばそれなりの人数が集まってそれなりに盛り上がる会が出来上がる。AKB48のファンというのもそれの類になる。好きな人同士で楽しくやるというので問題ない。科学だとサイエンス・カフェとも言うのかもしれない。

医学でもそういうのできないだろうかと思ってやっているのがちょっと前からやっているあらかわカフェだったりする。

ほんとうに知りたい人だけが知り得る情報を話し合うカフェを不定期継続に続けるというのが私の目標かもしれない。

とはいえ、一般の方向けに医療情報を噛み砕いて話す、というより参加者それぞれが何を語るかという逆説的なカフェをやりたいとも思う。

だいたい医者はしゃべりすぎである。まあどうしてああ無内容なことを話せるのかというぐらいつまらない話が多い。自分の持論を伝えるだけか、説得に入るような話しぶり。若いのにそういう輩は数多い。実利的な仕事しかしてないからだろう。

自分の家庭医としてのカフェ的外向きの活動を考えると、

  • サイエンス・カフェ的なクローズドな語らいの場
  • ちょっと幅広い年齢層をターゲットにした興味の高いテーマに関する懇談会

という感じになろうか。

コミュカレで大田区を見学に行って思ったのは、どこも行政はなにもしておらず、その下でたまたまやむを得ず動いたNPOの働きで多くのことが進んでいることだ。

おおたユニバーサル駅伝というのもすごい。健常者と障がい者が一緒になって駅伝するというイベント、来年の東京国体のデモにもなったらしい。これもNPOがつくったもの。

聾学校で手話が禁止されていたことも医者なのに知らなかった。世界的に口話法が推奨されて、昭和8年から禁止されていたらしい。いまはそうでもないらしいが、健常者と同じようにという思いからなのだろうか。

コミュニティ活動というのは面白いなあ。診療所もオープンなサロンとして再オープンできればいいのにと秘かな欲望をもちつつ、またあした。