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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

7月になった

7月は暑い。

ともすると7月も8月も土日の予定はなんだかんだと埋まっている。

さみしいかぎり、自分で埋めたにもかかわらず。

7月15日は地域をめぐって医療について考える会を企画している。小さな会だがきっと成功すると思う。興味を持ってくれる人は少なからずいる。

病院で働いていると本当に視野が狭くなる。患者の言うことはクレームにしか聞こえなくなるし、不穏患者は一刻もはやく退院させるしかないし、うつの看護師はやめてもらうしかない。

それなのに外で働いてみると、患者の話は質改善のありがたい第一歩で、不穏患者を退院させられることのつらさについて考えるし、病気を持ちながら働くことについて深く考えることになる。

どうして、こうなってしまったのか。

縦割りの構成で、他の部署には口を出せないせいで、どうしてもコミュニケーションが不足する。軍隊のような部署にはどうしても拭えない古さがつきまとう。新しい概念を持ち込もうとすればするほど、異分子として感情論が先に立つ。

地域病院のあり方というものは今後定義し直されるだろう。専門科の配置されていない一般病院がどうやって生き残るかは、医療者の都合ではなく患者の都合で決められなくてはならない。単なるヤブ医者で烏合の衆になるなら、病気だけしっかり治せる小医になったほうがいっそいいかもしれない。

それでも、私たちは中医を目指すはずなのである。