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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

Re:design med

ジェネラリストが集まって医療をリ・デザインするというイベントに参加しました。

まったくの初参加で、目的は猪飼先生と山崎さんの講演を聴きたいがためでしたが、多くの登壇者がいたなかで自分のこれというのがいくつかあったので書きます。

午前中はTED形式のプレゼン大会。なかでも原先生、佐藤先生がよかった。

一関市国保藤沢病院と佐藤元美の仕事

一度お話したいと思っていたので前夜祭でお会いできて嬉しかった。お話をお聞きするほどに、地域医療の情熱をひしひしと感じて、すごいな~と思う。まさに田舎育ちの私にとってのロールモデルと感じた。今後共お世話にならせていただきたい。精力的にブログも書かれている。
5人の先生ともとても素晴らしいお話をいただいたのだけど、ただ会場が縦長だったせいであまり一体感が出なかった気がする。ぜひ次は円形で。

午前の次の目玉は猪飼先生。生協シンポジウムでお会いして感激したそのままを持ってきてくださった。まったく共感できる生活モデルの概念。ヘルスケアが福祉に飲み込まれている、そう思う。

猪飼周平の細々と間違いを直すブログ

午後はジェネラリスト討論会。討論会と言うよりは発表会だったけれども、私はまあ面白かった。岡田先生と三原さんというどちらも知ったジェネラリスト支持派の戦いは、ちょっとジェネラリスト肯定に傾きすぎたのが残念だった。医療者以外の乱入者をどうやって生み出すかは医者がしゃべりすぎないようにする猿轡でも導入するしかないか。レフリーもエンパブリックの広石さんという私にとっては居心地のいいリングだったが、そのへんを全く知らない人はどう思ったのだろう。やっぱり内輪の話と思ったのではないかなあ。2本目の女子医大の林先生が非常にいい辛味をきかせていて、今回のイベントの収穫ではないだろうか。ジェネラリスト、おまえら本当に本気出す気あんのか?という挑戦は非常に小気味いいアクセントだ。ちゑやの中村さんはぜひともジェネラリストを助けて欲しい方である。

そして、最後はコミュニティデザインの山崎亮さん!!本やテレビで見てはいたのだが、本当に圧倒された。プレゼンのうまさ、ただの早口だけではない、実を伴ったお話は会場の誰をも魅了したのでは。真面目な話なのに爆笑がおこるというまあ素晴らしい講演。これが聞けただけでも参加した甲斐があったというものではなかったか。ジェネラリストどうこうではなく、足を使って人をつなげていくということをしなければなにも生まれないという。。当たり前の気付きをいただけた。

http://www.studio-l.org/

イベントとしては2重丸。ジェネラリストとしていえば、確かに具体性にはかけたかもしれないが個人を鼓舞するには十分だったかもしれない。そういういみでは宗教的、視界がお坊さんだったせいか。最後に瞑想して終わったのも良かった。次回は一般のコミュニティの側からジェネラリストを随想する会をやって欲しいと思う。