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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

組織に属するかいなか

医者の生涯は一般にこうと言われる。
初期研修2年、後期研修らしきもの3年、フェローまたは大学院2年、医長クラス5年、再就職または開業もしくはクリニック勤務、はたまた院長に出世。
最初の区切りで職場をかえていけば、4つほどの医療機関をみることになる。永久就職なんてあり得ない世界だ。
しかしそれとは真逆のやり方がある。就職先として選んだ病院に後期研修でも残り、少しの外部研修を経て、その地域のために臨床をやり続ける。顔見知りがふえ、研修時代から馴染みの患者もいて、やめようと思ったら身内と結婚して身動きが、取れなくなる。そして病院の主となる。
例えば、東京だったら当然実家に住み続ける人がたくさんいる。田舎でもそうか。でも医者は違う。転々として雇われることがあたりまえ。保険もあるんだかどうだかわからない。
同級生がいて近所を歩けば幼馴染に声をかけられる世界。調査によれば、自分の生まれた場所以外の方が医者は定着するらしい。しがらみとかキライだし。
でも憧れるんだなーそういうのも。祭りとか、消防団とか、家業とか、
組織にとらわれない生き方を目指そうかな。ノマドかな。開業かな。海外かな。引きこもりだったりして。
とりとめもないがそんなことを考えた。