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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

ワールドカフェで対話する医療

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今回の学会はファシリテーターとしていくつか動いたので報告します。

東北のジェネラリストをふやすインタレストグループ

今日は議論している時間がないので出来るだけアイデアを出しましょうとリーダーが仰ってくれたので、ファシリテーターとしてすごく助かりました。朝の三十分でどれだけ出るかと思いつつスタートしましたが、グループにファシリが2人いたので私はポストイットを書く役、東北の現役医師、研修医、東京の支援医師、大学医師、入り乱れる中で、出来るだけ意見を潰さずに迅速に~と思いつつ、終わってみると5つのグループ34人の参加で100以上のアイデアが出てびっくり!特に、大学の若手医師と思われる先生が、総合診療科を救急ベースではなく家庭医療ベースで作れないかと言っていたのがとても印象的でした。

ジェネラリストに必要な緩和ケアスキルを考えるワールドカフェ

緩和ケアで困っていることを出し合おうという目的のワークショップ。開催側として、ワールドカフェを採用したものの、本当にこの形式で目的を達することができるか心配しながらの船出でしたが、当日は大成功でした!なんと言っても萩の月を用意したことが良かった!それから、薬剤師の参加が多く、オピオイドの処方など幅広い話に広がったことが予想外によかったと思います。ファシリテーターとしては、模造紙にどう整理して書くかだけを考えていました。あとは日ごろ話し足りないことをどんどん言ってもらえたので、本当の意味での多職種協働の第一歩になったという気がします。

今回は、
  • 東北、つまり家庭医療不毛の地にどう医者を呼び込むか、被災地支援だし、医療政策そのもの
  • 緩和ケア、というより、ソロ家庭医のテコ入れ、再教育、振り返り、生涯教育
が自分としてのテーマだったようです。医療だけではなく、医療政策、教育学など学際的な観点でやっていかないと行けないところですが、実践として、ワールドカフェのような単発対話イベントを繰り返し行うのが、今のところ効果的と思っています。まだまだ普及しているとはいえない対話系イベント、医学界に広めて行きたいと思います。
ワールド・カフェをやろう!

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