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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

病棟医の仕事を見直す

病棟医の労働問題というのは、私の周りに限ってはここ10年変わっていないように思えるのが、自分のところの労働条件プロジェクトに参画しての感想である。

病棟主治医となったならば、主治医として問診から診察、方針決定までなんでもやらなければならないから。その上たくさん書類が降り掛かってくるので、それはそれは早く帰るなんてことはできない。

うちみたいな病院でも年棒制を検討しているらしいが、なんとなく直感的に合わない気がするのはどうしてだろうか。

Q2.最近普及している年俸制とはどのようなものですか。【02.賃金・賞与】:労働問題Q&A(改訂版)/JILPT

 

何か専門性を発揮できるとか、退職金はいらないから数年だけ働かせてという人を雇用するためにはよさそう、成果主義ならそれでもいい。

しかし、、

総合内科的な仕事ってなんとなくお掃除をうまくできるかどうかみたいなことで、きちんと整理して仕事ができれば、まあ良い医者ということになりそうなのである。

 

人生がときめく片づけの魔法

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 とか 

総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式

総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式

 

こういう感じのことができることが第一義ではないか。

だから、医者がそれぞればらばらに診療して、なんとなくの回診だけでやっていたら、なんだかまとまりがないなってことになって、山中先生とか徳田先生ぐらいグレイトな研修病院を目指すよなあ。

まあそこまで出なくてもそれなりに仕事させてもらえればいいって研修医なら、集まるかもしれないけれど、そういうdifficult なやつばっかり来たら、それはそれは指導が大変だろう。そもそも指導なんかできない。

 

ひとつ思うのは、総合内科的な病棟ってとても前衛的だなという点である。お世話になった院長先生は、とにかく優秀な奴が1人いれば、それに引っ張られてみんな頑張る、中途半端なのを集めてもダメだとおっしゃっていた。

それなら、そういう病院がたくさん筍ののようにできるなんてことはありえない。だってそんな優秀な奴はまず大企業に行ってしまうだろう。

 

で、病棟医が楽に仕事ができる方法ってあるんだろうか。ということになる。楽に、というのは、だらだらやるというのとは違うはず。病棟医が病棟診療に集中できるということなのであろうか。まあ、超ハイパーな病棟医を数々見てきたが、みんながああいうふうにはできないと思っている。そこそこの体力の医者が楽しく病棟医が出来る方法ってないものだろうか。

 

Hospitalist(ホスピタリスト) Vol.1  No.1 2013(特集:ホスピタリスト宣言)

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