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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

在宅医学会1日目

在宅医学会初めての参加なので2日目朝に早速振り返る。

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朝一は、金子哲雄さんの奥様の講演。41歳で肺カルチノイドで亡くなったその壮絶な最後について。決して「終活」ではなく「死に方」にこだわり、苦しみ不安に満ちてでも満足して亡くなったお話は泣けた。こういう話はそこでしかきけない。

お昼は、ドクターゴンのVSCANランチョンに出ようと思ったが、弁当の券は売り切れ。しかたないので弁当なしで後から入れてもらう。肺エコーなどたくさんの用途を紹介、あまりよく見えないけれど、VSCAN便利ですよという内容。肺は水分の違いで輝度が変わり違うラインがでるらしく、ALine、BLineというらしい。これをつかえば結構見られる。なんでも診断できる。医者ががんばればスタッフを楽させられると。レントゲンや心電図の変わりになる。使ってみたい。だれか買ってくれないか。

若手家庭医の精鋭と昼食。自然と診療所の運営の話になる。本当にこういうのは盛り上がるなあ。いろいろ構想が広がる。

午後は、秋山正子さん座長の看護の未来を語るに潜り込むが、おなかの調子が悪く集中できず。箱根の温泉付き複合型サービス、小児訪問看護、看護師がいるデイ(療養通所介護)などかゆいところに手が届く訪問看護の未来を見ることができた。実際に困っているところに自らサービスを広げていくというのはすごい。

時間が余ったので、ドラマで在宅医療を見るというのに途中から。ドラマ自体は見ることができなかったが、鈴木央先生の名司会のもと、全国の有名在宅診療所のみなさんがつくる「演劇」ドラマについてフロアとディスカッションが進んでいた。途中で家族に扮した出演者が登場したのにはびっくり。面白いことを考える。たんぽぽクリニック、オレンジケア、総合在宅医療クリニックの皆様、すごい。演劇やりたいなあ。

ポスター発表では、サイボウズLiveを活用されているところがいくつかあり参考になった。患者ごとにグループをつくるというのは一度やってみたいし、家族をいれたケアをITを使って行うというのは面白そう。多職種カンファレンスの評価についてのネタも仕入れることができた。全体的には報告が多く、研究発表は少ない印象だった。

夜は家庭医少数とうなぎ。白焼きは塩がうまい。これも振り返りの一種。自分の診療所の将来について考えるよい機会になった。