まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

日本プライマリ・ケア連合学会岡山レポ

ぼちぼち先週末の振り返りをしておきます。

今回は発表すべき研究はなし。前回は複雑な患者の評価法について出しましたがどうもアイデアが煮え切らず論文化もまだ。ここは一旦頭を冷やしてということで今回は手を付けず。そういっていてもう来年まで1年しかない。。今年はこれに加入するのでなんとかなるかな。

のため、今回は同僚に発表を託してそのお手伝いという形での参加。

といっていたら、Son先生に仕事を振られて行かないとだめな羽目になりました。

行くとなったら頑張ろう!というので行ってまいりました。

 

初日からはお昼前からの参加。

まずは診療所看護師のシンポジウム。今回の目的でもありました。厚生労働省と看護協会と大学の揃い踏みという状況で、看護師の研修がこれから整備されるという中身。

広大の森山先生が看護師のコンピテンシー調査についての発表が素晴らしく、思わず身震い(隣の学生に寒いですか?と言われるぐらい)。

特定行為に関する研修って結局OJTなのって思って、それなら大学院じゃなくてもいいし、地域の病院でやってくれるといいなあと。でも資格にするほうがいい気も。。

 

お昼はもちろん利益相反を考えて、外へランチ。だれか捕まらないかな〜と思っていたら、予想外に誰もおらず、ランチ女医会からはぐれた学生さんと街へ。

散歩が好きなんですという学生さんのノリに合わせて、超キタナシュランな食堂へ入り、ディープな家庭医療の話。実は学生部会のお偉いさんだと知って。。楽しいお昼でした。

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で、、しばらくいろいろ打ち合わせやら瞑想なんかをした後、懇親会。

懇親会っていつも悩みます。公式に出るべきか。私は出る派です。だって主催の人たちと話したいから。といいつつ、マイナーなポジションの私は引っ込み思案のまま話せず。今回も理事長とも大会長とも草場将軍とも話せなかった。。

ですが、がんばりまして、まずは津山ホルモンうどんをゲット。その後はいろいろと。。ここでの収穫は念願の澤先生との交流!ついに人を下から見上げるという体験をできることとなりました。181cmのオトコはなかなか上を見上げませんので話しづらいこと。190cmオーバーの英國のGPと話せて、今後の日本をがんばらないとと思い直せた。suzuki kanako 様ありがとうございます。

あとは〜チーム荒川と地物の店へ。発表者はアルコール無しで準備する仲、邪魔するように魚を頼みまくり、岡山満喫いたしました。

 

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さて2日目。

あさはインタレストで憧れのケアカフェ聞いちゃうか〜と思いながらまたもや寝坊。どうも山田先生のに縁がない。同じコミュニティのことをやっているのになあ。なのでポスター準備しておりました。

で、午前中は唯一といってもいい仕事、対話から始まるワールドカフェの司会!

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これ最高でした。

しかも司会という役をいただいて、好きなようにファシリ。最強のカフェ医者に、雲南のスーパー保健師(というより地域活動家)、元町長さんの地域活性化をお聞きしたうえに、パワーあるワールドカフェ。企画いただいた浜田の宮本先生、振ってくれてありがとう。これで岡山来れました。やっぱりワールドカフェとかコミュニティとかやっててよかったな〜って思い。

でもこういう場に来て欲しい人がまだまだ来ていないんだよなあ、特に医者!来年もやらせてくれたらそういう人をやりたい。ワールドカフェって対話のツールなので同業種でやっても面白いんだけどなあ。

 

そのあと最大のメインである多職種ケアカンファランスの発表へ。私が言い出した地域との連携を素敵Nsが仕切ってくれて、非医療者を 巻き込んで凄いことに成っているポスター。最初からポスターマインドマップにするかんねという恐ろしいことを言い出した仲間は最後までやりきってくれました。良い発表だった、これは本当に。やっぱり斉藤先生の本を読んで勉強したおかげでしょうか。

医療者のための伝わるプレゼンテーション (JJNスペシャル)

 

今年はなんといっても地域での取り組みというカテゴリー分けを作ってくださったのがよかった。これがないと学会に来られない。敷居を下げる効果は抜群でした。

 

2日めのお昼もランチョンをパスして、外へ。昼食難民になりつつも、、

デミカツ丼

ご想像通りの味です。うーん、私はソースカツ丼のほうが勿論好きです。

 

最後のWSも診療所看護師をテーマにしたものに。これまたワールドカフェでどうしようかと思いましたが、お題が「看護師に求めること」、うっ!

我々家庭医は看護師に求めすぎるぐらい求めているので、ちょっと控えさせてもらいますといいたいぐらいでしたが、いろいろな話が出て有意義でした。前回のブログにその辺は書きました。

 

総括。今回の私的テーマは診療所看護師でしたが、多くの出会いや知見を得ることが出来ました。というより、医師でない人たちが盛り上げてくれる雰囲気がひしひしと感じられたので、私はなにもしなくていいなあ、といつもどおりのことを感じて帰ってくることが出来たのです。本当に良かった。

アッパー系とダウナー系といるとは思うのですが、前のめりな人はそれなりにいないとだめだというのは解っていて(舞鶴でそう思いました)、大部分の普通の人たちはまあそれについていく形なんだろうなあと。私みたいなのはサブみたいなもので、ああそれいいですよというような批評的立場かつ現場での実践報告で貢献していこうかと思います。

個人的には仲間というかコミュニティのようなものをつなぐことをやっていきたいなと。東北でのレジデンシー展開とか、まちづくりとのコラボとか、近場でのバリントグループとかまだまだやっていないことがたくさんあるので。

再来年ぐらいには研究発表がきちんと出せるようにこれでがんばります。

臨床疫学研究室

ではまた〜。