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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

直観で診断する

研修医の交流会が大阪で開催され、記念講演として徳田安春先生をお呼びしてご講演いただきました。毎年、某団体と某団体の初期、後期研修医を集めて(どこだかわからない?)みんなで学術的な発表をしようという会なのですが、講演はいつも研修医が聞いて役に立つ第一線の先生をお呼びしていて、私もその準備に携わっています。

会場に一杯の聴衆を前に徳田先生のご講演!どんな講演になるのかと期待していると、

  • 直観 insight と直感 intuition 
  • システム1(直観的思考)とシステム2(分析的思考)
  • 診断エラー学会への参加
  • 直観がいかに経験にもとづいているか

を中心にお話されました。これが、これが超面白すぎて(若干研修医はついていっていなかったかもしれませんが)涙がでるようなお話でした。というのも、私の研究のテーマが医師の直観や第一印象が診断基準やフローチャートと同じぐらい正しいのではないかというものだったので。いかにシステム2のような分析的思考を積み重ねていても、システム1でしか診断できないものも結構ありそうだということをはっきり言って頂いて驚愕したわけです。

なかでも、外野フライの取り方というお話が秀逸でした。外野フライをどうやってとるか、フライを取るのが苦手だった私にはなんだそれ知っていたら人生違っていたのに。。と思わせられるお話!

ということで参考図書。

これはすでに買っていましたが、なんと著者の志水先生も会場にいらしていました!(ご挨拶できなかったのが残念)

診断戦略: 診断力向上のためのアートとサイエンス

診断戦略: 診断力向上のためのアートとサイエンス

 

 

 

追伸

今年の交流会の発表レベルはとても高くて、特に大阪の耳原総合病院が出したコンテンツはもう素晴らしいものでした。ああいう人たちが出てくるとは。。彼らは「病棟管理レクチャー」という方式で学生教育を行い、グラム染色」のアプリも自ら開発してしまうというパワフルな活動を展開しています。素晴らしかったです。

では〜