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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

在宅への紹介の時期がどう影響するか

ちょっと取り置きしていた文献を読みましたので記録します。

Late referrals to home palliative care service affecting
death at home in advanced cancer patients in Japan:
a nationwide survey

 

日本における進行がんの在宅死への在宅緩和ケアサービスへの紹介遅れの影響

http://annonc.oxfordjournals.org/content/22/9/2113.full.pdf

 

研究デザイン:横断研究(質問紙表)

対象:日本の在宅患者568名(1000名に送付、69%)

解析:多変量ロジスティック回帰分析

結果

 (i) predischarge health care supports in hospital (e.g.early referral 8 days or more before discharge; clear explanation by hospital staffs to patients and families regarding
discharge to live and die at home)

8日以上前の退院、家で見とることへの病院スタッフによるわかりやすい説明

 (ii) postdischarge health care supports after transferring home care (e.g. signing
a 24-h support insurance contract of network between primary physician and nurse as a home palliative care team;primary nurse consultation with primary physician >3 times during the first week after discharge) have an effect on place of death among home palliative care patients.

退院後のヘルスケアサポート、24時間対応(訪問診療と訪問看護

退院後1週間での3回以上の看護師から在宅医への相談は在宅死に効果をもたらす

 

家庭医が在宅担当医だというのはそれほど関係ないみたいですね。

この調査はWAMNETで訪問看護ステーションを探してお願いしたみたいですが、

訪問看護師がプライマリになっている日本の現状がわかります。

在宅医の状況は玉石混交。。

 

結果から、

(i) 8日以上前

今週末お願いします、とかもよくあります。カンファもなく。。

説明されていないこともあります。追い出されたとか。

このへんは突っ込めないんですね、帰ってきてしまうと。

(ii)3回以上の連携

普通は往診が開始されれば、24時間対応にはなりますので、

あとは強力な連携ですね。ここはまあ、慣れているステーションであれば。

こちらの実力も問われますけれど。

 

どうやって改善したらいいのでしょうか。

ゆっくり考えてみたいです。

では~。