まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

地域と話す機会

昨日は荒川コミュニティカレッジの同窓会でした。

簡単に説明すると5年前に始まった区の生涯学習講座で、健康福祉まちづくり、共育、クリエィティブ、などに分かれたコミュニティー活性化のための場です。

私は栄えある一期生。あらかわまる福プロジェクトもここで生まれました。同窓生の半分が集まる会で大盛り上がり、診療所の隣の丁目の町会会長さんとか、講談をして回っている方、壮年層はグランドゴルフ、子どもの一輪車大会、映画、ワイン講座ありと多種雑多な活動があります。いまだ医療からの参加は私だけのようですが、ここで得られたものは大きいように思います。

横のつながりをもっと作りたい、知り合いたいというのも、それが面白いからで、自分が知らなかったことを教えてもらえたり、一段上に構えた医者のポジションからもう少し視野を広げることができた気が…

まあ、講義のあとのサイゼが楽しみでみんな来てたんですけどね。

自分がつくる場でも自分が知りたいことを題材に取り上げることが多いのですが、それはニーズが事前にわからないからで、ある程度ぽっと出のアイデアの方が興味を持って聞いてくれると思うからでありますね。あくまで市民向けなわけです。

今回いろいろ話をして、やっぱり、パパママ世代の話をしたいかもしれません。イクメンとか言われつつ、そんなに上手くやれていないわけで。ママたちの大変さは相変わらずだし。今度やろうかな。カフェをやることで、医療につなげるとか、医者の考えを伝える草の根運動と思っていますのでね。

ではー。