まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

医見書をMacで使う(まとめ)

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電子カルテのない診療所、病院で主治医意見書を書く際には、この医師会のソフト「医見書」が唯一のソフトと思われます。

荒川の場合、往診用にiphoneipadを使用している関係から、サーバーをmacにしたいと私が思ったため、ちょっと面倒になりました。いわゆるWindowsMacを混在させたネットワーク環境ということです。

ネットワーク構築の問題としてはそれほどありません。ファイアウォールの設定はどちらも割とわかりやすく、Macにはポート設定がないという違いくらいです。

ここまで一番苦労したのは、Macをサーバにした場合にクライアントであるwinからのアクセスがうまくいかなかったことです。このへんはサポートに何度か問い合わせて、新しくMac用のファイルをいただき、更新することで解決しました。非常に事細かにサポートしていただき感謝しています(しかも無償で)

結局は、ファイアウォール設定のところでブロックしているかどうかだったようです。fb_inet_serverというやつでFirebird関係です。再起動すると一度ブロックされてしまうらしいので、いちいち戻しています。最初、Mac本体で動かないのはソフトの問題だったと思いますが。

病院の時はファイルメーカーでこれを作成していました。以前にいた先生がネットに落ちていたテンプレをカスタマイズして使いやすくなっていたのですが、電子カルテの導入ととともに終了しました。でも結局wordで作っているという最悪な感じになっています。やっぱり電カルの開発者ってやる気ないのかな。

在宅専門クリニックみたいにこれにお金をかけられれば良いのですが、そんな予算は雇われには組めないので、現状はこれでやれています。更新も楽で変更さえ入力すれば、きちんと残るし、PDFで綺麗に印刷もできます。もう少し自動化できるように自由度があるとありがたいのですが。

ということで、主治医意見書作成ソフトをMacで使うという記事でした。

 

では〜。