まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

総合診療専門医ができる意味

www.japan-senmon-i.jp

 

せっかく専門医部会にでてきたので、一つトピックを。

上記のリンクから、今度できる総合診療専門医の整備基準が見られます。

なんだか総合診療科だけ資料が増えている気がします。

気合が感じられる。。

 

とにかく一般の方への周知が足りないというのが部会での見解。

それができることも、いまそれに近い家庭医がいることも、

そういう医者がいたらなあぐらいでとどまっているのが実情かも。

自分の診療所を見ても、専門医にかかりたい人であふれています。

 

住民から家庭医が嘱望されることが理想だけれど、多分そうならない。

やはりこちらから売り込む必要があるのでしょう。

 

一つ言えるのは、

家庭医といま名乗っている人たちは、

総合診療専門医の指導医になるだろうということ。

医療と介護の橋渡しをしたり、介護認定審査会を仕切ったり、

医師会で幅広い活動をしたり、医学教育をリードしたり、

全体的な医療政策に関わっていくのは、

多分家庭医=総合診療専門医が中心だろうということ。

いま困っているニーズに答えていく専門科として

成立していくのでしょう。

 

ということで、困ったら家庭医へ。

 

では〜。