まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

地域包括ケアがわからない

この秋から「あらかわヘルシータウンクリエイティ部」というのを始めようと少しずつ準備をしています。

荒川近辺で医療と地域をつなぐネットワークを作る試みです。

先週末に研究発表会があり、地域包括ケアシステムについていろいろと勉強していたのですが、そもそも地域包括ケアというのが考えれば考えるほどよくわからなくなってきたのです。

これって在宅医療をすすめるだけのものか?

という疑問がふつふつと湧いて消えなくなっていました。

 

研究会というのができているもののシンクタンクが決めたらしく、結局は医療介護の中だけの多職種連携でしかないな。

一般の方から見れば、連携なんてできていて当たり前でしょ、というもので。

Teamsteppsとかコミュニケーション教育とかやってがんばるけど、

いくらやっても進まない医療界。

 

やりたいのは医学研究ではなくて、地域づくり、医療者と一般人のつながりづくり、平たく言えばソーシャル・キャピタルだと。

医療者としてつながるのではなくて、地域の一員として繋がる感じがほしいので。

 

都会でも下町に位置する荒川区なら可能かも。

その先にはもう少しよりよい未来も見えてくるはず。。

 

ということで、アンケート調査とかアクションリサーチとかはおいといて、まずは自分で楽しむ方向に行くことになりました。そのへんは社会学の人もいるので。

ますます医学の本道から遠ざかりそうですが、もうしかたありません。

やりたいようにやるしかありません。

 

ということで、

秋からの「あらかわヘルシータウンクリエイティ部」、乞うご期待。

 

では~。