まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

人を変えようとしない

ついつい所長という立場は意見をたくさん言い過ぎるところがあります。

患者さんによかれと思って、こうしたらいい、こうしたい、と口走ります。
診療所では同じくらいの同僚もおらず、ピアレビューもできていないので、考えるのは自分ひとり。

結果、あの先生は独善的だ、あぶない、とりあえずはいはいと聞いておこうとなります。
これは医師である以上仕方ないところもあるのは承知しています。

それでも、色々と言ってきてくれるコメディカルの人もいます。
ぶつかることも多いですが、それも良いこと。

わかってほしいのにわかってもらえない、こうしてほしいのにどうしてできないのか、とキレたりあきらめたり。
それで孤独のグルメに走るわけです、医者は。

一つ肝に銘じたいのは、人は変えられないという訓示めいたもの。
自分が納得しないと動かない、行動変容と同じ理論です。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

うまくいかないときはこれを読み返すことにしています。
休み終わったら読むことにします。

では良い連休を!