地域包括支援センターの方のお話をお願いした回です。
私が非常にお世話になっている地域の包括さんで、ぜひにと頼みました。
診療所に出て初めて知った包括ですが、地域のよろず相談を一手に引き受けていて頼りになる方々です。最近はみまもりステーションも併設されていて、自立の高齢者の方を定期訪問されています。
今回の参加者は医療者だけではなく一般の方も多いわけですが、感想として多かったのは、やはり何をしているかわかりにくい、名称が堅い、どこにあるかわからないという意見でした。
つまり、医療業界で働いていても
ほとんど地域包括の機能は知られておらず、関心も薄い。高齢者だけがそこに関わるものという認識だということ。
日々お世話になっているものとしては寂しいかぎり。事実、みまもりで拾い上げられている高齢者は数パーセントに過ぎないとか。やっても永遠に終わらない仕事。
行政直轄であっても、委託であっても、全体をカバーするのは困難。
そうなるとやっぱり自助と互助なんじゃないかなーと個人的に思いました。
ひとつ面白かったのは、地域包括と一般人をつなぐ何かが必要という意見。コンビニとか喫茶店とか地域のよくあるものが媒介してもいい。
おもしろい。
これまで、健康な街、認知症カフェ、地域包括とじっくり現状の知識を見てきました。もう少し共有基盤を作ります。
では〜。