まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

浅草まで15分

今年の学会のまとめ(長文注意)f:id:tetsu7:20160613044356j:image

土曜日はほぼ懇親会のみで名刺配りに終始。OHSUで頑張っている山下くんに会えたのは非常にラッキー!!二次会はパスしつつ、内輪で密談。。

 

日曜日は朝から気合を入れていたが、早速参加証を家に忘れて自爆。。このために、一つ大事な予定を諦める。
一つ目は熊本地震の際に有志で始めたインターネットリンク集の今後の話。ほとんどFB上で集まった見も知らない人たちが初めて会って、すごく建設的に前に進むことができた有意義な時間。さすがPC連合学会だ。リンク集自体はあまりアクセスが伸びなかったものの、今後この活動を次につなげていくアクションプランがバッチリ立ったので大満足。
二つ目は共同研究の打ち合わせ。こういうのはやっと学会周辺で活動できてきたかなと思うものの一つ。結構重要な役回りと思うのでしっかりやる。


発表はなかったものの、我らが景山さんにあらかわヘルシータウンについて完璧なポスター発表していただき大満足!今年はかなり反応が良くて、別地域で素晴らしい活動をしている方がいることが判明。面白い出会いがたくさんあった。聴衆もコミュニティ活動を一緒にやってきた(と勝手に思っている)方々が勢ぞろい。集大成が出来上がってきたことを喜びつつ秋の下町不健康学会を絶対成功させようと決意。f:id:tetsu7:20160613044320j:image
お昼は景山さんと長野に行かれた加藤洋美さんとご一緒。いつの間にか研究の話になって非常にインスパイアされた。医師患者関係やらいろいろ構想はでた気がするけどなんだっけ。
午後は地域レシピ集という福井の井階先生のシンポジウムに参加。企画が非常に攻めていてすごいなあ〜と思う。これに乗っていけるように活動をまとめていかないと。
続いてポリファーマシー、超満員!矢吹くん(先生)の発表はいつも聴いていて安心できるなあと思いつつ、医師としてあんな感じにできたらと畏敬の念を覚えつつ。北先生の診療所の試みが非常に参考になった。薬局やナースを巻き込んで、お薬改善に取り組んでみたくなった。


学会のタイムラインにはほとんど参加していなくて本当にこれでいいのかなあと思いつつ、そんなに余裕ないのにみんなすごいなあ、自分はまだまだ学会にはコミットできていないなあと感じる。とはいえ2番手、3番手ぐらいでゆるゆるとやりたい私としては、確かに今のリーダーたちが進む道を後から少しずつ均していく方をやりたいし役割はそういうものだと感じている。ついお祭り騒ぎには顔を出したくなるのだけれど。今回会った人は短い時間だけれど結構多かった。シンパシイを感じる人にはどこにいても早速に出会うようだ。ブログ読んでますよ〜と言ってくれる可愛い後輩や、移った勤務先までの距離を心配してくれる先生、ほんとに久しぶりに会う旧友に同志、すごく偉くなったのに接すると以前同様に戻ってくれる某先生、やはり実際にこうやって顔を合わせてみないと総合診療のようなニッチな分野を耕していく仲間は続かないんだろう。これからがんばって、データをとって参加できるに価する発表をつくりたいと思います。

では〜。