まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

学会リフレクション

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ひとまず疲れたーって感じが学会終わった後のいつもの状態。非日常から引き戻される、祭りのあとの寂寥感。

 

そして、いつもどおり自分は何もできていないという劣等感に襲われる。学会に貢献できてないなんて思っている人はいないだろうか。一部のスーパージェネラリストを羨ましく思い、ハイパーに働く研究者たちを少しだけ妬む。

 

とかいいつつ、それはそれとも思う。自分には自分の役割がある。ああ、これがルサンチマンか。だって総合診療医、普通であることが一番の価値だろうと問い直す。得意分野が持てる人は限られている、ナンバーワンよりオンリーワン。SNS垂れ流される自信たっぷりの輩は人差し指で受け流せばいい。

 

で、リフレクション。

 

勉強になったこと

  • 学会長がものすごい健康だった、ピアニストでスピードスケーターでマラソンしてて糖質制限しているというスーパーマン。ランとタイムが40年変わっていない超人。不健康学会やってる場合かと思った。壇上でピアノ弾いたのにびっくり。
  • 僻地医療が結構トピックで、大学と僻地を両方キャリアにおくというのはトレンドだというオーストラリアの報告。これって今まさにやっていることじゃんと思った
  • うどん美味すぎ。計6杯。
  • 高松の夜、優雅過ぎ。

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気になったこと

  • ポスター発表で周りがうるさくて発表が聞こえなかった。発表中に大声で話す人もいたけど、知らない人だったので我慢するしかなかった
  • 懇親会で人が多すぎて、話したい人となかなか会えなかったこと。なので知らない人と話すことは難しい。まあ、顔見知りが多いのもありますが… 

 

自分の反省

  • ポスター発表がぐだくだで恥ずかしかった。時間をとってプレゼンの練習をすべきだったこと。なんか自分に驕りがあった。
  • タイムマネジメントなのか本来聴くべき講演に辿り着けなかった。しっかり予習しとかないと。

 

来年へ

  • 二次会難民二次会に出る。年に一度の同窓会というのもよいし若手の交流もいいけれど、もっと幅広い交流の場が欲しい。懇親会ではだめ。だけどあのどう転ぶか決められてない感じがいいのかなー。しかし偉い先生方は来ないのでそれは残念でもある。
  • 今度こそは口演発表できるように今から準備する。ネタはある、はず。在宅医療、診療所看護、学生教育あたり。
  • 多分あるはずのワークショップへの協力。も少しはたらく。

 

学会でたまった思いを吐き出せました。

また来年お会いしましょう。

 

では〜。