まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

大学の診療所で働く

私は平成28年度から北里総合診療に所属し、神奈川と東京の狭間あたりでウゴウゴしているわけですが、その辺りを書いてみたいと思います。ほぼ宣伝ですが、一人でも興味を持ってくれる人がいれば嬉しいです。

 

場所は相模原市の緑区といいます。八王子の西、横浜の北、富士山の東。はっきり言って田舎です。

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この写真は藤野のあたりですが、ちょっと離れてみると美しいところです。山と湖と緑のコントラスト、そこに町が溶け込んでいる…田舎です。

 

しかし、JR中央線が走っており、結構便利です。都内に通勤する人もたくさんいます。

 

本拠地の北里大学は相模大野にあり、小田急線て下北沢、成城学園前、新百合ヶ丘、町田、でその次ですからまあまあの都会です。所属は大学なので、そういう意味ではハイブリッドになれます。

 

田舎だけれど田舎じゃない。結構、移住される人が多くて、通勤圏なようです。昔バブル期に移り住んだ人が多く、東京が広がってきた西の果てという感じ、いろいろと歴史が感じられます。いわゆる郊外の衰退という問題があり、京王線で来ると途中に多摩ニュータウンが見えたり、地域づくりの難しさも垣間見ることができます。私鉄沿線の発展の歴史とか面白ですよー。この辺は以下の本に詳しいです。

 

東京は郊外から消えていく!  首都圏高齢化・未婚化・空き家地図 (光文社新書)

東京は郊外から消えていく! 首都圏高齢化・未婚化・空き家地図 (光文社新書)

 

 

こういうところで総合診療を行う意義、北里総合診療では相模原市の修学資金、つまり奨学金の学生を担当しており、将来総合医として育って行くために必要な研修ができる体制を整える準備期にあります。

 

診療所ではその学生、研修医たちの教育を担当しながら、大学病院では主に緩和ケアや在宅支援の患者が入院する病棟を受け持っています。まさにシームレスな連携を地で行っているわけです。

 

なので、指導医を絶賛募集中です。家庭医療専門医をお持ちになっていれば問題ないですが、なくたってかまいません。

これを機に大学で頑張ってみたいという方、お待ちしています。

以下のページからアクセスしてください。

https://www.khp.kitasato-u.ac.jp/bumon/general/

 

今度は、この辺りの美味しいものについて、書いてみたいと思います。

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では〜。