まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

ふりかえりの浸透度

今週は学生さんが毎日来て

なかなかの忙しい週だった

雪も降るし

インフルエンザはすごいし

でもそれなりに抜けるところは抜いてのりきった

 

もともと家庭医を教育するための施設で

研修医にもたくさん接して来たわけだけれど

その中で日々の反省を行う時間というものが

なんとなくふりかえりと呼ばれていた

 

今ではどこでもやっていることかもしれないが

なんとなく自分が見てきたものと違う形で

行われている気がするときがある

 

それは自分語りがされておらず

やはりなんとなく反省文を読ませるような

かたちで広まっている気がする

 

周りにある指導医がコメントするのが重要で

適切な指導なり経験なんかを

その子に話してやる時間みたいになっていて

 

でもねえ

そうじゃなかったと思う

 

まず学習者自体が何に気づけたかを

話させる

それに対して答えを与えることは意味がない

気づいているかを確認できれば

それは良いふりかえりといえるんじゃないか

 

まあそんなのどうでもいいじゃんと

思うだろうが

私の個人的な思いであるかもしれない

 

 

ではー。