まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

不健康学会とプロジェクト

不健康学会とプロジェクト

 

地縁や会社コミュニティだけなく

SNSのおかげで自分の好きなことで

友人がつくれてテーマコミュニティが

形成できるのが今の時代。

 

いろいろ聞いてみると

是が非でも家から出たくないおっさんが気になる。

独居の男性に多い。

団塊の世代に聞いてみても、

自分の好きなことだけやっている気がする。

年取ってからの人間関係が疎ましく思うらしい。

会社みたいな人間関係は地域ではいらないとか。

自分の親なんかはいつも近所に出かけていて

いろいろとごちゃごちゃやっていたけど

みんながそういうわけではない。

 

地域包括ケアにおいても

誰が住んでいる家かもわからず

近所との関係もない人が多くて困っている。

ケアマネも地域包括も民生委員にも

見つからずにひっそりと暮らす。

都会でも田舎でも同じようなことがあって。

団塊の世代、子供に出ていってしまい、

その家に寂しく暮らす人たち。

うーん、なかなか解決策がないな。


次のアクションはこのあたり?

結構、これまで魂の健康にこだわってきたけれど、

つながりのない生活なんていうのも

これも不健康の一つじゃないだろうか。

写真は話し合いの後に食べた根津のナン。

お得なランチセットでした。

 

では。