写真は本文と関係ありません、多分。
どういう性質からか
毎日仕事をしていると
これがこうだったらやりやすいのに
といつも考えています
質改善とかQIとか
PDCAサイクルと言われていて
気づきを改善できるのも
家庭医の能力と言われています
以前に救急外来を担当していた研修医が
看護師からの電話で血圧を測ってくれるときと
そうでない時があると言っていました
これは事前にバイタルを知りたいということなんでしょう
夜間当直帯はみんな測っていたと思いますが
たまたま日中は報告がなかった
そういうことだったと思います
その後どうなったかはよく知りません
訪問診療で
診察時に血圧を測るのですが
話を聞くことに集中していて
ときどき数値を忘れてしまいます
それで看護師さんにカルテに書いて欲しい
もしくは測ってほしかったのですが
これはもろもろ反対にあって
実現しませんでした
どういう場合に現状が変えられるかの
スイッチはよくいまだにわかりません
賛同者がいたらいいけれど
医者の仕事は医者しかわからない
自分でやれっといわれたら終わり
こういうちょっとしたことが
日々の仕事を左右するなあといつも思います
朝最初に診察室に着いた時に感じる
今日の雰囲気
うまくいきそうだとか
今日はちょっとだめだなーとか
調子よく進んでいけるか
いきなりプリンタが壊れたり
ペンライトがつかなかったり
パソコンがフリーズしたり
カレー屋ならご飯の炊けぐあい
少し固めだなとか
バイトの子が遅刻ぎりぎりだな
焦ってるなとか
細かすぎるし神経質かもしれませんか
そういうところ大事にしたい
その辺りを諦めずにやっていけるかどうか
辛抱なんだと思います
では。