まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

こまごましたこと

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写真は本文と関係ありません、多分。

 

どういう性質からか

毎日仕事をしていると

これがこうだったらやりやすいのに

といつも考えています

 

質改善とかQIとか

PDCAサイクルと言われていて

気づきを改善できるのも

家庭医の能力と言われています

 

以前に救急外来を担当していた研修医が

看護師からの電話で血圧を測ってくれるときと

そうでない時があると言っていました

これは事前にバイタルを知りたいということなんでしょう

夜間当直帯はみんな測っていたと思いますが

たまたま日中は報告がなかった

そういうことだったと思います

その後どうなったかはよく知りません

 

訪問診療で

診察時に血圧を測るのですが

話を聞くことに集中していて

ときどき数値を忘れてしまいます

それで看護師さんにカルテに書いて欲しい

もしくは測ってほしかったのですが

これはもろもろ反対にあって

実現しませんでした

 

どういう場合に現状が変えられるかの

スイッチはよくいまだにわかりません

賛同者がいたらいいけれど

医者の仕事は医者しかわからない

自分でやれっといわれたら終わり

 

こういうちょっとしたことが

日々の仕事を左右するなあといつも思います

朝最初に診察室に着いた時に感じる

今日の雰囲気

うまくいきそうだとか

今日はちょっとだめだなーとか

調子よく進んでいけるか

 

いきなりプリンタが壊れたり

ペンライトがつかなかったり

パソコンがフリーズしたり

 

カレー屋ならご飯の炊けぐあい

少し固めだなとか

バイトの子が遅刻ぎりぎりだな

焦ってるなとか

 

細かすぎるし神経質かもしれませんか

そういうところ大事にしたい

その辺りを諦めずにやっていけるかどうか

辛抱なんだと思います

 

 

では。