まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

医事新報

医事新報に総合医特集が載っていました。3学会が協力してやっていくプライマリ・ケアの専門医養成にこれだけの注目が集まっているのか、と驚く反面、記事をよんでいくとなんとなく雲行きが怪しい。記事を読むと、日本医師会と協力してやるにせよ、この3学…

コンフォートゾーン

それなりに人も集まって来て、いろんな事業がうまくいっていても、なんとなくマンネリ化して活気がなくなり、これでいいっかなーとなってしまってはいけない。コンフォートゾーン、気持ちのいいぬるま湯からぬけださないと行けないのだ。 寝る暇がないぐらい…

総合プロブレム方式

病棟の研修に欠かせないのがプロブレムを整理すること、うまくできるかどうかで医師の実力が計れる。これまでのPOSシステムでより進化したのが総合プロブレム方式だが、病院全体を変えるのはかなり大変だと思う。 この方式では時間順にプロブレムを整理す…

カルテチェック

研修医のカルテをチェックしていると、すこしやっただけで多くの問題が散在しているのにぶちあたる。経管栄養の是非、検査計画、狭い鑑別診断と洞察がもたらすスピードダウン、そして、コミュニケーション不足によるスタッフ間の葛藤。なんとなく検査だけた…

内科病棟

朝誰も来ない病棟をひっそり回診して回るすがすがしさがある。 研修医の話を丹念に聞き、言うところはいい、どうでもよければ聞き流してもいい。 昼間はレジデントにすべてを任せ、たまの昼休みに 自分の患者だけを静かに回り、看護師と会話するのが楽しみ、…