まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

統計疫学御成門

土曜日は統計学の講義に出ていた。後ろのやつが携帯を堂々と使うのにはああ大学とはこういう常識の無いところかと。。ああ、別にもう話すことが無いからもう家族には帰ってもらっていいのに、とかいってて、どの面して医者してんだかと心の中で思う。お前の…

ネット上の死と仲間づくり

第三舞台の最終公演で鴻上さんはSNSとブログについて取り上げていた。死んだ後ブログはどうなるのか、ずっと残る、一度ネット上に浮遊してしまった文章はどうやっても削除することはできないのだと。 弟が亡くなったとき、Mixiでのアカウントがあったのを引…

家庭医のデザイン

私は家庭医ですというとき、どういうものを指しているかを考えてみる。 病気ではなくその人全体を見るようにしている。 内科、小児科だけではなく産婦人科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科などの別分野も最低限カバーできる実力をつけている。 臓器別の専…

何をなすか

生きている間になにができるか、28で死んだやつもいるわけだし40で癌になるかもしれない。 そう考えると何かを成し遂げるなどというのはとてもあり得ない。 死んだ後に何かを残そうなんて思うのは結構むちゃなことで、誰かの言葉を借りれば、いままでの歴史…

新渡戸稲造もそういっている

3日目。ブログもすこしずつペースが出てきた。「世界一退屈な授業」という本を買った。安直なまとめ本と思って手に取ったけれども古典といえることが書いてありそうだ。最初の新渡戸稲造先生の話の一部にどきりとした。1933年の早稲田大学大隈講堂での…

元旦二日に見たテレビ

新年あけましておめでとうございます。年が明けて実家から帰ってきてぼーっとした日々を送っております。家庭医としてはなにもしていない只のオフです。実は待機ですが。 今年には入ってから見た二つの番組について。日本のジレンマと新春TV放談、どちらもNH…

2012年の最初

年末年始は毎年、実家に帰るのが通例である。今年もそこで新年を迎えた。30km圏内で。 朝まで生テレビを見ている。福島の人は声高に叫んでくれている。津波から逃げた人、農業ができなくて困っている人、放射能をはかる人。確かにここも0.1mSVと低い。一番近…