まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

医学的雑談の効用

毎週金曜日、午前中に病棟に行くことにしました。体制が厳しいこともあるのですが、自分自身の研鑽のためという意味も込めて。 病棟をふらふらしていると、知り合いの看護師には「徘徊している!」と罵られるので「高度な徘徊」だと説明しています。一応最近…

マーケティング

今日は病院内コミュニテイの話をしに某スタジオへ。来るはずだった関係者は来れなかったけれど面白かった! たまたま来ていた学生さんとマーケティングの話。顧客のデータをどう集めたらいいかが今後の勝負である。多くのデータをどうやって集めるか、どんな…

パワポよりホワイトボード

教科書を一生懸命覚えて、パワーポイントにまとめて、ばーっと吐き出すという教え方はもう古くなっている。そういうのが得意ではないのもあるが、とにかくパワポ学習会は苦手だ。 聴いている方も、勉強になっているのだろうか。いまだに医師会の講演などはそ…

病院コミュニテイ化

骨太な大学にプライマリ・ケアを広げるとかと同義語なのが病院コミュニティ化である。 私らから見れば、病院はほにゃららの巣窟。医師を頂点とするヒエラルキーがありその脇にソウシチョウを頭とするピラミッドも聳え立つ。かわいい看護師にこんな企画やらな…

いやんなっちゃうこと

大学病院にわざわざ紹介したのに、主治医に見てもらえず、 適当にあしらわれて返されてしまった患者さんを診ること。 その主治医に怒鳴られて帰ってきた人の愚痴を聞くこと。 いわゆる「近医」のしごと。 どうしてこんなになるまでほうっておいたの!と実地…

病棟を手伝うの巻

今日は久しぶりに病棟へ手伝いに行きました。 病院の書類書いて、外来1時間ぐらい手伝って、診療所から入院になった人たちをぐるりと回って、1日医師体験の高校生と楽しく話していたら、もうお昼すぎ。 とにかく今の病棟医は多忙を極めていて心の余裕がな…

4時起きしました

昨日は夜に会議もあって10時ぐらいに早々と就寝。で、4時に起き(ら)れました。 今のところ2度寝していないんですが、いいですね、朝活。 できていなかった大量の写真の読み込みを改めてやったり、洗い物して、ご飯炊いて、朝ごはん作って、ゴミをまと…

注目されたいのに注目されない理由

ニーチェの言葉にこういうのがある。 ある人は豊富な話題は知識をひけらかしたり、奇抜な衣装を見にまとったり、あるいは逆に自分が孤独であることを強調し、目立とうとしている。自分だけは人と違うと思われたい。自己顕示欲が強いのだ。 しかし、そういう…