まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

さまざま起こる

今日のトピックは胃瘻であった。


胃に穴をあけてチューブを通し、
そこから栄養を流します、それで、
食べるのと同じぐらいの栄養を取ることができます。
はい、簡単です。
すこしの我慢で変わらず元気に。


で終わればいいけれど、
そこにはさまざまな問題が発生します。


過剰なる家族の期待、
倫理的に造設することがどうかと思われる場合、
合併症に耐えられないほど高齢になってからの造設。
つくってもつくらなくても多分予後は同じ。

食べられなくなったら終わり。
それもつらいかなあ、ここらへんが
家族と医療者の埋められないギャップかもしれない。