まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

関東地区家庭医療後期研修レジデントフォーラム

今日は寒空の中つくばまで出張でした。楽しいレジデントフォーラム、関東地区の家庭医療研修施設が集まって症例発表会!!つくばの先生方のすばらしい準備によりスムースに会は進行しました。症例発表の中身は学会のページを見てもらうとして。
つくばまでTXで1000円、大体1時間ぐらいでしょうか。近い!東京に住んでいていうのもいやらしいかもしれませんが、本当にアクセスはいいですね。しかし、亀田のO先生や千葉のT病院の先生なんかはぐるりと回っていらっしゃったのでしょうか。でもつくばは非常に立地的にはいいところです。

今日の収穫は、家庭医を目指してよかったことを話しあうとパネルディスカッション。つくばのM先生が言っていた「家庭医を目指すのは私にとって必然」という言葉が非常に大事な気がしました。一般の方からすれば、なんでも診れて当たり前ぐらいにしか思っていない医師像、なんでも見れるように研修して人の役に立ちたい、それを突き詰めれば当然「家庭医」を目指す事になった、というのがいい。薬剤師から医師になった先生が言う患者の視点が非常に新鮮でした。
北海道のM先生もこんなこといってたなあ、sPFCCでしたか。スープフック。

specific person, family, community and continuity

特定の個人、家族、コミュニティを継続性を持ってみるってことで、これってすごいな、気づいた人。まとまっています。転々とする人生もいいけれど、医者になったらある程度同じ場所で働くというのも必要なのだなあ、それかいつの時期かはさておき。

また、顔を合わす機会が1年に1度ぐらいあってもいいと思い直しました。そういえば、こういう事を昔はしょっちゅうやっていたなあと。なんとなく自分の施設のことばかりに一生懸命になってしまって外にでなくなってしまうことがよくあります。面倒くさくても出かけて行ったり、来てもらったりがやっぱり必要なんでしょうね。懇親会はワインと美味しいパスタ料理、ごちそうさまでした。