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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

己は何の医者か

自分は何かの医者か。

診療所で外来を担当し、主に薬をだすことを主業としている人。

標榜は「内科」だが認定医ではない。

医師として限定された部分を見るのがいやで、全体を見たいがために小さい病院を研修先に選んだ。その時点ではただの研修医でしかない。

研修医が終わって選んだのは、家庭医というこれまた全般的に診る科を志望する研修医を指導する係、主に病院にいたので目指すは総合内科。舞鶴市民、沖縄中部病院が目標になった。

しかし病院で研修しただけでは家庭医になれない。小児科、産婦人科、整形外科、皮膚科など外来研修が必要に。診療所や別のリソースも使うとすこし家庭医らしくなる。

病院で救急を主にすれば救急医、外来と救急半々なら総合診療医、内科病棟中心なら総合内科医。もっと広く言いたければ一般内科というのもある。

そのあと診療所に勤務する。皮膚も見れば、外傷も診る、熱中症も小児の予防接種も、心不全もリウマチも診る。健診もして施設も回って地域と仲良くなって家庭医になる。

で、「プライマリケア専門医」から学会が変わって「家庭医療専門医」になった。

GeneralなのにSpecialなのは確かにわかりにくい。総合(それは家庭医療)を専門にしている医者だというしるしだが、これが納得いく人がいるのか。

ケアマネージャーと保健師と総合医が同じぐらいになればいいのだ。

総合医同士もセブンイレブンとローソンとファミマぐらいの違いでいい。

総合医はそんなにすごくない。

なのにすごそうに見せるのはどうしてなのだろう。

飛び道具はあまり持ていないけれど、せっせと患者のために働く人。

そんなもんである。