まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

教育に関して

巷でよく出る教育の話。

人を教えることは素晴らしい、それで自分も成長できるよ、みんな俺みたいに教育やろうよ

正直、教育は面倒くさい。
まっさらな大学ノートに知識だけ書き込んでいくのとは違って、それなりに口答えもして、間違った意見持ちまくりで、勝手に動く対象物相手ですし。

教えることのストレス、すごいです。
相手のレベルに合わせなければならないので、気を使います。
成人教育はたいへん。
子供だって、保育園で時事ネタ拾ってきますから、口では勝てないけど。

普段の診療なら自分だけでやったほうが早いし、ストレスも少ない。
後継者を作りたいからだけで教育ができるでしょうかね。
なんらか強制されて、やってくれと言われてやらされている部分もある。
意識高い系の人でないとやりきれない仕事…

崇高な教育理念
自分のスキル維持

くらいが目的で、結局自分のためが大半?教えることか大好き、というのは、
ああ、お喋りが好きなのね、と言い換えたいぐらい。

自分はどうかというと。
今は、教えるより教わりたくなってます。
最近ここどうなってるのーって若者に聞きたい。
若い時は教わり下手だったと思う(我思うとか論文的ではないのか…)
四十の手習いってやつ。

あー、まああんまり向いてないんでしょね。
回診とかも悩んでたなー。
ゴールデンウイーク中のご乱心と思って流してください。
ではー。