まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

カルテについて

カルテについて

 

昔、病棟の看護師から、

先生のカルテを読むの楽しみにしています、と言われた。

お世辞だったかもしれないけど、多分、患者の言葉をそのまま書いていたからだと思う。

S:(SOAPの主観的なことを書く場所)

面白いというか叙情的というふうに思われたのかもしれない。

 

それから、

カルテに

 

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  異常なし

と書いたら、研修医から、

これは 顔ですか? と言われた。

 

研修医のときに教わった(というかカルテから盗んだ)

書き方で、自分にはどうみても胸にしかみえなくなっている。。

これは世界標準ではないのかしら。

 

いまだに紙カルテで仕事をしている私は、

電子カルテの家族図がうまく使えなかったのだけれど、

最近やっとそれなりに入力できるようになった。

あんまり考えなければ、一人ずつていねいに入れていけばいいだけだし、

白い紙一枚でも残せなくはない。

弘法筆を選ばず、だ。

 

だからだろうか、

とにかく、あの、カルテの、コピペが嫌いである。

前のサマリーだろうがなんだろうが、

毎回コピーする意味ってあるのだろうか。

というか、何か生の情報が失われていると思う。

そこに何か入れないと仕事って言えないんじゃないかな~。

 

ということで、カルテは時間さえあれば書ける。

ゆっくり見れば読解できるというのが私の持論なのでした。

 

では~

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