まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

いらないくすり

  • 頸動脈肥厚に対する抗血小板剤
    頸動脈エコー後に処方されることが多い。
    怪我すると大変。
  • 認知症
    物忘れがあるから薬を飲むという単純回路。
    かなり軽度の方も飲まされている。
    効果のほどは副作用の方が目立つ。
  • 高尿酸血症
    発作なし、アルコールなし、軽度腎機能障害で内服。
    エビデンスの程度は低い。
  • コレステロール
    スタチンはまあいいとしてEPA関係。1日3回。
  • 血圧の合剤
    1回で飲めて楽でしょうということだが、大体他にも薬がたくさんあるので関係ないはず。薬価がほぼ一緒だったりで切りづらく、利尿剤がむくみをとっていたるするのでやめたがらない。
  • 抗炎症薬
    風邪に出るカプセル剤。ほぼエビデンスなし。
  • 目薬・眼軟膏
    目やにに欲しいと言われて出し続ける。眼軟膏も不要。
  • 糖尿病薬
    とにかく新しい薬を出し続ける専門医。
    古くて良い薬もあるだろうに。
  • 鎮痛薬と湿布類
    これも希望者多い。薬局で買うと高いからね。
  • 風邪薬
    PLが発売されて電車の中吊りでよくみる。
    ピレチア含有で眠気がすごい。
  • カルシトニン製剤
    一生やるの?というぐらい続いている週1回。
  • ビタミン剤
    こちらも患者希望。効いているという方が多い。
  • 抗精神病薬
  • ク〇メジン