まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

今年の仕事納め

もうクリスマスも終わり、まだ年賀状に手をつけられないでいる年の瀬です。

そもそも瀬ってなんだ?

と思っている私です。年末の一人在宅が気になっていますがまたなんとかなると思います。

 

2017年はどんな年だったか。相模原での2年目、診療所が移ることになりいろいろと慣れるまで大変だったのですが…割と安定した1年だった気がします。

 

イベントとしては5月の高松学会、6月の在宅医学会、11月に秋季セミナーとそれなりに参加できました。委員会にも入れていただいて少し貢献できたような。

 

診療所でも夏にはこども診療所が開催できて満足。どこでも楽しいコンテンツなので良いです。あとは申し送り不十分だったのを朝礼を始めて改善できたり、診療所所長でウェブ会議の振り返りをやってみたり。牛歩ですが着実に前に進んでいます。

 

大学の仕事として、学生に身体診察の講義をするようになり、教員ぽいこともしました。総合診療は大学ではマイナーなのでなかなか難しい面もありましたけど。

 

診療面での進歩はそれほどないですが、ログは時々つけているのでポートフォリオを思い出す時には使えるかなあと。検索がうまくいかないのでそのあたりは改善点。

 

地域との連携、やっと退院前カンファレンスを数回やれて視界が晴れてきた感じがありますが、まだこれからどうなるか。

 

こんなところかなあ、診療所の仕事はルーチンになっていて結構医者が変わっても回るので楽なんですが、果たしてそれでいいのかと思っています。J医大とかほにゃらら振興局がつくった土台があるので、それは崩せないのが田舎の辛いところ。大学でやるのは難しいのかもしれません。

 

総合診療医として何をすべきかをよく考えた一年でした。自分がこれから20年何をすべきか、ワークシフトをどう果たしていくかを考える時がきた気がします。

 

ではー。