まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

これでほんとに委員会

やしきたかじんではないが、こういいたくなる。こんなんで委員会!北野誠カムバック!!
4/23に開かれた医道審議会、またも不可思議な議論の応酬でこんなんで医師研修の未来が決まるんだなあと思ったら悲しくなった。忙しく毎日研修医と戯れている指導医たちはこれをみているのだろうか。省令がでるころには落胆の涙が日本中に流れる事だろう。結局はたくさんのパブリックコメントにもかかわらず、修正されたのは一部、それもまったく大筋に関係のないところだけ。質問に対する厚生労働省の返事は、のれんに腕押し、豚に真珠、馬の耳に念仏。
協力型で群を作ってやったらいいと主張されている方がいたが、そんなものはこの5年間でいくらでもやっているのだ。現場とかけ離れた議論がどんなもんだろう。ああ、草なぎ君ぐらい潔く行きたいものです、本当に。このあとの動き、どうなるんでしょう。そして、小さな病院での質の高いプライマリ・ケア研修、総合内科の灯火はどこへ。

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

読み待ち。医学のともしび。