まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

総合診療がもやついてる

学会のポートフォリオを指導していて思ったのは、家庭医療専門医から新・家庭医療専門医へのバージョンアップがすごいこと。

リハビリだったりSDHだったり、生半可な知識では太刀打ちできなくなってて、もし移行措置とかあっても行けないだろうなあと思う。

総合診療専門医として研修している人たちがついでにシン家庭医にもなろうとしても、きっとかなり頑張らないといけない。家庭医はそれぐらいレベルが上がっているって気がする。

 

それなのに、新しい僻地中心みたいな専門医ができたらしい。地域で専門医を育てたいという意欲はわかるけど、本当にそれでいいのか。というより、その質の担保は可能なのだろうか。まあそこでは勝負してないんだろうな。これに病院総合診療が加わってプライマリ三匹らしいけど、これはもしや先祖返りなのか。ということはまたこれが再合併して…

 

家庭医と病院総合診療と僻地、結局、場で分けているだけか。東京と神奈川の僻地の両方で働いていたけど、圧倒的に僻地の方が働きやすい。病院で働いていて整形外科と皮膚科があるからと遠慮しなくてもいい。

 

とりあえず専門医として認められて、難病指定医の研修を免除してほしい。あとは何があるのだろう。専門医の必要性ってそれぐらいか?

 

なんとなく書いてみたくて書きました。

ではまた!