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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

聖地を訪ねる

今回、佐久総合病院を訪ねたきっかけはMedical Studioでお会いした佐久の地域ケアの方々でした。伝統ある佐久病院でコミュニティ活動を起こすのは何故なんだろうと。だんだんと以前の勢いはなくなっているとは聞き知っていたので。それはうちの生協のそれと同じような感じと捉えていました。

そんなことより、一度行ってみたかったので決めました。

当直明けで少し遅れ気味でしたが、何とか佐久平の駅まで到着。

空が清々し〜。こんなところで暮らしたい、、。

そこから憧れの小海線で臼田まで。これは日本一高いところを走る小海線だ、とワクワク。

臼田の駅を降りると、想像以上に田舎。。うちの実家レベル。本当にこんなところにあの有名な佐久があるのか。

駅前もいい具合にさびれていて、福島の磐越東線の駅と似ています。嬉しすぎ。

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徒歩15分とのことでやっぱり徒歩。駅前のアーケードを抜けて、川を渡って。

あれが千曲川なんですね。とっても綺麗な川。

先にはぼろぼろの建物が。佐久病院と書いてありました。

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東大の近藤先生の講演から

ソーシャルキャピタル、地域の社会資源のお話。
コミュニティ活動を行ってきた私には既知のことが多かったのですが、それにしても研究がたくさんすでにされている!健康カフェがもたらす健康指標の改善なんてちょちょいのちょいとやっていらっしゃるのね。す、すごい。
この方、お医者さんなのですね。2000年卒山梨医大。社会医学
社会と健康: 健康格差解消に向けた統合科学的アプローチ

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本の帯にはイチローカワチ、ここにも。 

次のお話は言わずと知れたバイオマス。社長さん、お話がうまい。

バイオマスタウン真庭

里山資本主義  日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

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自分の会社をなんとかたて直そうと頑張っていたら、自治体とうまく歩調が合って地域全体で発電所をつくるまでにいたるという、材木が日本の資源になる話。これは、

 に通じますね。ラストの演出は必見です。

 

お昼のお弁当は、なんとおぎのやの釜飯というファン号泣の演出。

峠の釜めし本舗おぎのや

となりの福祉学生さんはこの釜飯を知らなかった。。よーく教えておきました。

 

午後のシンポジウムでは、地域医療部長の由井先生が司会をされておられました。ふるふるで知り合いましたが、とてもお優しい方の印象でまさに地域がぴったり。

こちらもいろいろと魅力的なお話が続きます。東京からIターンされた女性、JAの理事の方、地域に診療所を作った凄腕事務長、地域活動が好きな厚生技官などが登壇されていました。

最後の質疑応答も、地域の病院らしく、地域の方々の大きな声がたくさん届いていて、さすが佐久病院と感じさせられました。

 

改めて考えてみると、仕事をやりながらもう一つ趣味のように地域活動を行っているのは、外で聞いてみると、なんだか片手間のようで、本当には住んでいないとか自己実現のために利用しているとかいろいろな見方で見られるのだろうなと思いました。

それでも地域活動はやるべきと思うものです。片手間であっても、地域を活性化するというのは生きるのに必要なことで、関係ないと思っている人でも、保育園の保母会は頑張っていたり社内政治に長けていたりもするわけで、同じ穴の狢。
 
佐久では農村体操という体操があって(初めて聞きました)、ラジオ体操のもとになったとか。若月先生は医療を演劇で教えたというので、私もこれからはがんばって演劇に力を入れようと思います。
 
忙しい中対応していただいた、小松先生、由井先生、北澤先生ありがとうございました。
 
では〜。