今回、佐久総合病院を訪ねたきっかけはMedical Studioでお会いした佐久の地域ケアの方々でした。伝統ある佐久病院でコミュニティ活動を起こすのは何故なんだろうと。だんだんと以前の勢いはなくなっているとは聞き知っていたので。それはうちの生協のそれと同じような感じと捉えていました。
そんなことより、一度行ってみたかったので決めました。
当直明けで少し遅れ気味でしたが、何とか佐久平の駅まで到着。
空が清々し〜。こんなところで暮らしたい、、。
そこから憧れの小海線で臼田まで。これは日本一高いところを走る小海線だ、とワクワク。
臼田の駅を降りると、想像以上に田舎。。うちの実家レベル。本当にこんなところにあの有名な佐久があるのか。
駅前もいい具合にさびれていて、福島の磐越東線の駅と似ています。嬉しすぎ。
徒歩15分とのことでやっぱり徒歩。駅前のアーケードを抜けて、川を渡って。
あれが千曲川なんですね。とっても綺麗な川。
先にはぼろぼろの建物が。佐久病院と書いてありました。
東大の近藤先生の講演から
本の帯にはイチローカワチ、ここにも。
次のお話は言わずと知れたバイオマス。社長さん、お話がうまい。
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
- 作者: 藻谷浩介,NHK広島取材班
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自分の会社をなんとかたて直そうと頑張っていたら、自治体とうまく歩調が合って地域全体で発電所をつくるまでにいたるという、材木が日本の資源になる話。これは、
に通じますね。ラストの演出は必見です。
お昼のお弁当は、なんとおぎのやの釜飯というファン号泣の演出。
となりの福祉学生さんはこの釜飯を知らなかった。。よーく教えておきました。
午後のシンポジウムでは、地域医療部長の由井先生が司会をされておられました。ふるふるで知り合いましたが、とてもお優しい方の印象でまさに地域がぴったり。
こちらもいろいろと魅力的なお話が続きます。東京からIターンされた女性、JAの理事の方、地域に診療所を作った凄腕事務長、地域活動が好きな厚生技官などが登壇されていました。
最後の質疑応答も、地域の病院らしく、地域の方々の大きな声がたくさん届いていて、さすが佐久病院と感じさせられました。
改めて考えてみると、仕事をやりながらもう一つ趣味のように地域活動を行っているのは、外で聞いてみると、なんだか片手間のようで、本当には住んでいないとか自己実現のために利用しているとかいろいろな見方で見られるのだろうなと思いました。