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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

ルーチンワークをつくる

医者の仕事はわりと決まっている。

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朝8時半から健康診断が2件あり、レントゲンのスイッチを押すのが最初の仕事。これもいつ覚えたのか、3年目で診療所研修したとき?かな。息を吸って!吐いて!

健診が終わると、早く来ている患者さんから外来が始まる。田舎の人は早い。雨の日なんかは大いに混む。ハレの日は畑で忙しい。次々と定期処方を吐き出す。

外来の波がきれると、その日の予定が看護師さんから決まって知らされる。今日は予防接種が何件、そのあと往診があります、云々。それによってスケジュールが微妙に調整される。

お昼は看護師、事務さんと一緒に炬燵で食べる。なぜか事務長はいない。だいたい決まってテレビはヒルナンデス。そして昼休憩。

午後は13:30から乳児の予防接種、健康診断から。予防接種は少ないながらコンスタントに入る。駆け出しの家庭医が行うにはちょうどいい量

訪問診療は件数は少ないが、山を越えて遠くまで行くため、行き帰りで1時間行けても2件。末期がんの患者さんなどまだ少ないのはPR不足。訪問診療が終わると看護師同士ですべての情報が申し送りされる。これはまるでPCとの同期のようだ。

訪問から帰ると、インフルエンザワクチンは2時台にまとめて予約されていて次々処理

ここでコーヒーがでる。朝もお茶あり。時間があれば伝票貼り、書類作成を済ます。

午後外来は3時から4時半。インフルエンザの季節は切れ目なくやってくる。何事もなければ時間内終了。レントゲンの機械の電源を切り、PCのバックアップを取り、フタを閉じる。5時にはみんな帰る。

 

1,2年交代で医者が変わるところのせいか、ある程度システム化されていてルーチンになっている。いつも同じだからストレスがないので気持ち良さすらある。人に依存しないようにできている。人よりシステム。

ほとんどの医者仕事は毎日同じペース。ただ中身が違う。このあたりが理解されるかどうかわからない。家庭医は風邪ばかりでつまらないと学生は言うが、それも仕事である。切った張ったより論理思考を使うほうが面白い。マンネリも結構大事な要素である。仕事は早く終えて早く家に帰るのがいい。