まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

ことしのふりかえり

相模原2年目が終わりました。

東京の下町医者から田舎医者になってどうだったか

1年間を振り返ってみます。

昨年の今頃はこんな感じでした。

tetsu8kano.hatenablog.com

 

できたこと

2年目になり診療所も変わった。勝手がわかってきたのか家族背景などは早めにつかめるようになった。診療所の職員さんは地域に詳しい。何人かあの人は家族いたかななんていう場合もあるけれど、そこだけ聞けばいいから楽。CGAは必要ないかもという印象もあり(これは間違っているかもしれません)昔から感じている「気になる」人をピックアップしていくぐらいしかできないのではと思う。あとは「ちぎらにあ(こども診療所)」が開けたので生協以外の診療所でもうまくいくんだなと思ったこと。そのあとは学習会など余り続かなかった。

 

できなかったこと

学生、研修医教育はどうだっただろうか。夏の合宿、研究ゼミ、研修医ローテなどがあったと思うが、診療所で何を教えるかはまだ悩んだままだ。総合診療に興味のない学生に何を教えたらいいか、他の科でも役に立つことを話していくのがいいとわかってはいたが、実際にやるとなるとどうか。そもそも「役に立つ」という価値観が私には合わない。。臨床医としての問題は生涯学習!もっとネットワークを!特に糖尿病、COPD、内分泌疾患、循環器など進歩が速かったりの分野は課題。

 

感情

アンガーマネージメントは意外に良好。あまり期待しすぎず、かといってコミュニケーションもそれとなく取っていく所作を身につけた。深入りしすぎないのがコツかも。鈍感であることも大事。いまここ感を持つこと。

 

今後の野望

家庭医を基盤としたまちづくりに着手したい。家庭医を前面に出すことが一番よいか。今の場所でも持続可能なものを残す。そしてもっと多方面で勉強してブログもよりコアな記事をたくさん書いてブランディングを確立する。例えば、下、下のような!

 

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ちっとは本業でも結果を出したいと思っています。。

では、来年もよろしくお願いいたします!