まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

コミュカレとあらかわカフェと家庭医

「荒川コミュニティカレッジ」

荒川区が主催するまちづくり講座、私も第1期生でした。

ここでまちづくりの基礎を学んだこと、根津スタジオで「みんくるカフェ」の刺激を得たことで、「あらかわカフェ」が誕生しました。

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ちなみに、今週末にも診療所で開催します。

「わたしの医療を考える 

 〜家庭医x医学生x役人x一般人〜」

http://kokucheese.com/s/event/index/107499/

こちらからお申し込みください

 

昨日はコミュニティカレッジの学園祭でした。今年で3回目、実行委員の皆様、在校生の皆様ごくろうさまです。私は同窓生としてあらかわカフェの紹介に行かせてもらいました。

家庭医が地域で仕事をする上での、地域とのつながりという面で、このコミュニティカレッジ(コミュカレ)は非常に大きい意味をもたらせてくれました。地縁のないものにとっては、地元の方とのつながりはなかなか得られないもの、あらかわカフェを開催して広げていく中でも、コミュニティカレッジメンバーの協力はありがたいものです。 

荒川コミュニティカレッジ設立の経緯

http://www.city.arakawa.tokyo.jp/arapura/chiiki/chiikidaigakukeii.html

大体2年を過ぎて、とにかく継続することを目標にしてやってきましたが、徐々にやり方も決まったものができて来て、今度はこれで地域をどうつくっていくか、そういうステージに入れないかなと思っているところです。

地元の社会福祉協議会が行っている生き生きサロンやそのほかのボランティアサークル、地元の大学生とのコラボなどはまだまだ手をつけられていません。

診療所ではじめた医療福祉関係中心の多職種ケアカンファレンスも徐々に盛り上がって来たため、そことの連携スパイラルで、地域包括ケアの一翼を担えればなあなんてことを考えています。

とにかく仲間がいることが一番勇気づけられることだと震災移行実感させられることが多いです。被災地にたいしたことができないと嘆いていても始まらない、自分のできることからはじめようと思ったのもこのカフェを開いた動機でした。

ますますよろしくお願いします。

 

では〜。