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まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

夏期セミナーを終えて

家庭医療学に興味のある学生さんがたくさん集まる夏期セミナーに行ってきました。2006年から続けている「おせっか医」が活躍するワークショップを今年もやりました。やっぱり楽しかった!
初めて参加したのが研修医2年目でつくば開催でしたが、今年もつくば、ワークショップとしては2006年から参加でもう6年目です。
予防医療のワークショップとしてスタートしたのですが、やりたかったことは王子生協病院でやっている医療を学生さんに伝えたかった、その一点です。教科書どおりのシンプルな症例ではなく、複雑に絡み合ったエピソードをみせたい、それをどう対応しているかを体験してほしい、そのコンセプトが貫かれています。
毎年、今年こそは変えてやろう、と決心しつつも、いつも同じになってしまいます。今回はうちの気鋭の研修医、ミツヤマ君にすべてを託して、ワークショップを組み立ててもらいましたが、とてもよかったです。大成功です。まったくぎりぎりまで準備ができず当直中に出たアイデアで組み立てましたが、決まっていたのは「医師役」を排除すること、医者になってからいやというほどやる医師の面接ではなく、面談に呼ばれる患者の気持ちを知るロールプレイでした。
後から考えてみるとこのWSは何なのでしょう。医学教育のタキソノミーでいう知識、技能、態度、どの領域かいうと、やっぱり態度なのかなあと思います。医師として家族に相対する態度、直面した問題に真摯に対応できるかどうかをみています。WSの評価はあまりしてもらっていませんでした。反応を見るだけで精一杯、確かに楽しいだけではだめ、やってもらった態度の変化を評価する必要があるのですが、そこまで行けていません。

さて、来年はどうしましょう。とりあえず、私は一般参加して、他のWSをのぞこうかな。立派なデザイナーも育ったところで、次のミッションに取りかかります。